個性溢れるメンバーの手掛ける音楽性とは!?
左からKei,kissy
KOKI：メンバーが揃ったのが去年の11月半ばだったんですけど、アルバムの制作期間は半年ぐらいですね。
kissy：全員作曲が出来るので、すごく曲のストックも多いんですよ。
KOKI：3枚組のアルバムでもいけそうだったよね(笑)。
mACKAz：ちょっと待って！曲がわんさか降ってくるようなバンドに聞こえるかもしれないですけど、制作は本当に大変だったんですよ！
kei：そこは強調しておかないとね。
mACKAz：だって、全然みんなで飲みにいけなかったしね！
kei：そこかいっ！(笑)
――音楽性はどのように決めていきましたか？
KOKI：『こうしなきゃ』っていうことはありませんでした。音楽性の違いっていう言葉をよく使われるけど、そもそも、INKTは、異なるルーツを持つメンバーの個性がバンドの色になったと思います。なので、エモ、ロック、ラウド、ポップでもあるのがINKT流の音楽ですね。
Kei：今回のアルバムに関しては、初期衝動といった、僕たちから自然に溢れ出て来たものが音になっているのがわかると思います。
Key.kissy
kissy：これはアルバムのリードになることを見据えて作ったものです。そのために、キャッチーさと、バンドの色の見える楽曲を作ろう、というのを意識しました。メンバー全員でアレンジをして色付けして、当時のデモからは想像できないくらいのかっこいい曲になりました。
SASSY：いろんなアレンジを詰め込んだ、情報量の多い曲になっているんですけど、メロディがキャッチ―なので、それを感じさせず、スッと入って来ると思います。この曲をいいなって思ってくれたら、いっぱい聴いてもらって、その都度、ぜひ、各パートのアレンジを聴いてもらいたいです。勢いだけでなく、噛めば噛むほど味の出るスルメ的な要素がこの楽曲にはあると思います。
――歌詞にも勢いを感じられますね。
KOKI：表題曲だから、というより、INKTを発射させたくて、まさにTriggerを引こうという思いで書きました。
――ここでは、現在の心境を歌っているのでしょうか？
KOKI：そんなこともないですね。今まで感じたこともあれば、空想の話も書いたりしています。また、伝えたいことをはっきり言ったほうがいいのか、ふわっと表現させたほうがいいのかっていう塩梅にすごく苦労しました。それについては一生探っていくんでしょうね。この曲は、歌もそうですけど、それよりもひとつになった『INKT』を聴いて欲しいですね。今後の僕たちの名刺になる曲になると思います。あっ、でもその名刺は捨てないで取っておいてくださいね！(笑)
>>次ページでは、反響を呼んだPV、アー写について、またより深くメンバーのキャラクターについて追求します。
