ジップロックやタッパーでおもちゃをお片付け・収納
ジップロックやタッパーでおもちゃをお片付け・収納
そこで今回は、キッチンではおなじみのジップロックやタッパーなどの収納グッズを使ったおもちゃの収納法をご紹介します。
ジップロックは万能収納アイテム!
お片づけの練習にも最適
ガイドの家でもジップロックはキッチンだけでなく、他のいろんな場所で使っています。右の写真は長女が年長の時のものなのですが、「しいる」「いか(注:貝のこと)」などと袋に書いて、シールや貝がらなど種類ごとに分けてジップロックに収納しています。
ジップロックは、透明なので中身が一目でわかる。口を綴じることができるので中身が紛失しにくい。サイズ展開が豊富。しかも手に入れやすく安価、といいことずくめなんですよ。
「ピースが足りなくなっちゃった」も解消!
ジップロック収納でまずおすすめしたいのがパズルです。パズルをお持ちのママならだれもが感じたことがあるだろう、パズル収納のあの煩わしさ。パズルのような、パーツがたくさんあるおもちゃこそ、ジップロック収納が煩わしさを解消してくれます。
ピースとボードを分けて収納。ピースはジップロックへ。
ボードは上の段へ収納。ピースが入ったジップロックにはパズルの完成写真も入っています。
お子さんにとってもとても分かりやすく使いやすそうな収納法として参考になるのではないでしょうか。
また、ジップロックの裏面にはパズルの完成写真をつける、という工夫もされています。これならちょっと難しめのパズルでも、完成図を見ながらできますね。
まだひらがなが読めないような小さなお子さんなら、ラベルに絵やマークなどを書いて目印にしてもいいでしょう。
また、完成形のまま片づけたいタイプの方は、購入時の袋にしまっているとだんだん袋が破れてきてパーツをなくしかねません。購入時の袋は処分して、大きめのジップロック(B4程度)に変えてしまいましょう。この時、閉じ口はスライドできるつまみがついているタイプの方が使いやすいです。
お人形の服をコーディネートしてジップロックへ
着せ替え人形などのおもちゃも、洋服やら靴やらバッグやら…人間さながらのコーディネートで遊ぶタイプのものも少なくありません。
こんな時も、細かいパーツのおもちゃをまとめて収納できるジップロックが大活躍。
着せ替え用の服をまとめてジップロックに収納
コーディネートごとにまとめてジップロックに収納しておけば、選ぶのも楽しくなりますね。
アイロンビーズや折り紙などの子どもの作品も
モノ作りが好きなお子さんだと、作品がたくさん増えてきます。小さめの作品ならジップロックに入れることができます。
折り紙やアイロンビーズなどの小さな作品をまとめて収納
折り紙やアイロンビーズなどの作品も、まとめてジップロックに入れることで、形がそろうので収納しやすくなります。
こんな風に収納ケースに立てて入れるとお目当てのものが探しやすくなります。
ジップロックは立てて収納
細かいおもちゃをスッキリ収納するのコツは、
- おなかま同士を収納
- 形をそろえて収納
ブロックのようなかさばるおもちゃはタッパーもおすすめ
パーツものの細かいおもちゃはジップロック収納に向いていますが、ブロックのようなかさがあるおもちゃはタッパーを使うのもおすすめです。色ごとに分けてタッパーに収納
そんな時に、例えば色ごとに分けてタッパー容器に収納しておけば、全部のブロックから探すのではなく、お目当ての色の入っている容器だけを探せばよいので、選びやすくなります。
全部のブロックをださなくてもよいので、片づけるのも楽になりますよ。
大人も子供も遊ぶおもちゃは大人も子供もしまいやすく!
最後にご紹介するのは、ボードゲームのパーツの収納例。ボードゲームのパーツというと、小さくて細かいものやカードなどの薄いものなど、いろいろな形状のものがあります。しかも、ボードゲーム本体は大きいので、外箱の隙間からパーツが知らないうちに落ちてしまう、なんてことも!?
そこで、お片づけセラピスト新妻千枝さんのお宅では、ボードゲームのパーツをタッパーに入れて収納しています。
もともとついているビニール袋をやめてタッパーに収納したらスッキリ!
新妻さんいわく、「この収納の一番よいところは、子どもが一人でも片づけられること」とのこと。
もともとのパーツが入っていたビニール袋はきっちり入れないとうまくはいらないものも多く、まだ指先が器用ではない子どもにとっては意外と入れにくかったりするのですが、タッパー収納ならざっくり入れても大丈夫なので子どもでも簡単。
「私と息子の二人で人生ゲームしたあと、私は夕食の支度をするためにキッチンにいたのですが、『これなら僕でもできるよ』と、息子一人で片づけ始め、ご飯の用意が出来る前には、すっかり全て片付いて箱に収まっていました。」と新妻さん。片づけやすさは子どもの自立も促す、ということです。
いかがでしたか?
「ちゃんとした収納用品を買わなければ片付かない」というわけではありません。身近なものを使ってぜひ工夫してみてください。
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