出願書類を集めることから、受験本番への一歩が始まる

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出願書類の作成が受験本番の第一歩。記入ミスのないように、保護者もチェックしたい。

出願の手続きは、必要な書類(用紙)を申請し、集めるところから始まります。はじめに親子でよく話し合って出願する候補の大学を決めたうえで、受験生が自ら主体的に行動できるよう促しましょう。保護者の方は折に触れて、進行の具合をチェックするのがいいでしょう。

まずは、各大学から発行される学生募集要項(入学試験要項)を入手しましょう。入試への出願方法や、具体的な実施方法が書かれたガイドに、出願書類が添付された「願書」と呼ばれるもので、大学から取り寄せるか、書店の受験コーナーで購入することもできます。入手したら隅々までよく読んで、出願に必要な書類を確認しましょう。

出願書類としては、自分で記入する「入学志願票」のほか、高校在学時の学業成績や行動を記録した「調査書」「成績証明書」が一般的です。調査書、成績証明書は、出身校で発行した「厳封」のものに限られます。早めに高校の担任または進路指導の先生にお願いしてもらっておきましょう。また推薦入試、AO入試に出願する際には、そのほかに志望理由書や自己PRなどの書類も用意する必要があります。

書類の記入では下書きのうえ、心を落ち着けて丁寧に清書

出願書類は、いずれも本人が手書きで作成するのが基本。字が上手であることよりも丁寧さが大切です。誤字・脱字を防ぐため、用紙に鉛筆で薄く下書きをしてからゆっくり清書することをおすすめします。

推薦入試やAO入試で提出する「志望理由書」「自己PR」などは、自分の言葉で考えを整理して正直に書くことが第一です。そして、これも実際の用紙に書く前に下書きすること。パソコンに慣れた人は、文章を書いてから手書きでじっくり書き写してもいいでしょう。

テーマ(主題)や文章の構成をよく考えてから書き始め、書き終えたらいちばん伝えたいことがきちんと書かれているかを何度も確認して推敲します。なお、推薦・AO入試の面接では、提出書類に記入した事柄について聞かれることもあるので、必ずコピーを残しておきましょう。

保護者の方は、できるだけお子さんに任せて、もしも不安があるようなら相談に乗り、内容や表現についてアドバイスする程度にとどめましょう。