イタリア語

気軽に入れるイタリアのトラットリアでマナーを学ぶ(3ページ目)

イタリアは美食の国、大きな都市から小さな村に至るまで、どこを訪れても美味しいお店に必ず巡りあうことができるのも、一つの醍醐味です。お店には気軽に立ち寄れるバールから、ちょっとお洒落して行くお店まで様々ですが、今回は気軽に立ち寄れるトラットリアに行く時のイタリア語をご紹介します。

西村 清佳

西村 清佳

イタリア語 ガイド

東京芸術大学大学院建築専攻修了。政府給費留学生としてイタリアへ。現在はトリノ在住。 イタリアの古くても良いものは大切に使い、好きなことはとことん追求し、人生は謳歌するものという生き方に惹かれ、現在はコーディネーターとして日本のメディアを通してイタリアの魅力を現地から発信しています。

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カプチーノは食事の後には頼まない!?

食べ終わった後にパンでお皿をきれいにするのは、あまり行儀の良いこととはされていません。しかし、お店の人は「そんなに美味しかったですか!?」と喜ぶこともあるのでジレンマです。食事が終わったらナイフとフォークをそろえてお皿の上に置きます。
デザート写真

デザートはワゴンから選べるケースも(ガイド撮影)

食後になって、改めてデザートとコーヒーや食後酒を注文します。もちろん頼まないでも構いません。イタリアでカプチーノは食後に飲む物ではないので、コーヒーが欲しい人はエスプレッソ Espressoか、少々のミルクを入れたマッキャート Macchiatoを頼むのが一般的です。
食事が終わったらお会計です。カメリエーレにお願いすれば、テーブルまでお勘定を持って来てくれます。

Il conto, per favore. イル コント ペル ファヴォーレ
(お会計をお願いします。)

すでに会計の中にサービス料も含まれているのでチップは特に必要ありませんが、本当に美味しかったとか、サービスが良かった時にはテーブルの上に「気持ち」を残していけば喜ばれるでしょう。
いかがでしたか?ぜひイタリアに行くチャンスがあったら、実践してみて下さいね。
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