家族旅行・子連れ旅行/村田和子式 親子の「旅育」メソッド

無料で楽しめる~駅近&空港 親子の旅育スポット5選(3ページ目)

旅先の駅や空港で「少し時間があるけれどどうしよう?」ということ、意外と多いですよね。子連れの場合は余裕をもって行動するから尚更。そんな旅の締めくくりにおススメしたい、気軽に行けて無料で楽しめる「駅近・空港の旅育スポット」を紹介します。充実した施設も多く、時間をかけてじっくり見学も、もちろんOK。また、お土産など買い物に忙しいママを待つ間、パパとお子さんで訪れるのもいいですよ。

村田 和子

執筆者:村田 和子

旅の準備・お得・便利ガイド

 JPタワー学術文化総合ミュージアム「インター メディアテク」
(東京都・JR東京駅丸の内南口 JPタワー/KITTE内)

JR東京駅丸ノ内南口の目の前にある、JPタワー/KITTEの一角、建築家・吉田鉄郎によって設計された旧東京中央郵便局舎の佇まいを残し、かつては郵便の仕分けが行われていた2階・3階部分に「インターメディアテク(IMT)」はあります。敷居が高い感じがする門構えですが、入場は無料。日本郵便株式会社と東京大学総合研究博物館との産学協働プロジェクトで立ち上げた博物館は、一歩中に入ると、東京大学が開学(明治10年)から所蔵する貴重な学術標本が展示されていて圧巻。また、企画展やプログラムも随時開催されています。
「インターメディアテク」には、学術的に価値のある展示品が並ぶ

インターメディアテク2階常設展示風景© インターメディアテク(空間・展示デザイン© UMUT works 2013)

歴史ある建物と、大きな動物の骨格標本、東京大学で実際に研究に使われていた器具など、学術的に価値のある展示品が生み出す空間は、重厚でいて芸術的。専門的なことがわからなくても、その歴史と本物の醸し出す雰囲気が何とも心地よく、老若男女を魅了します。

特に動物が好きなお子さん、あるいはアカデミックな空間は、ハリーポッターの世界感に通じるものもあり、子どもなりに発見や感じるものが多いかと思います。館内にはミュージアムショップもあり、東京大学の研究から開発されたグッズなどの販売もあるので、ちょっと変わったお土産も購入するのもいいでしょう。 

旅育ポイント

ちょっと敷居が高そうですが入場は無料

インターメディアテク正面入口© インターメディアテク(空間・展示デザイン© UMUT works 2013)

・学術標本や研究資料等、アカデミックなものが身近に感じられる
・博物館の見学マナーを身につける機会としての学び効果も期待できる
・子どもが興味を示すものがあれば学びのチャンス。家で調べる等、知識の幅を広げる一工夫を

【DATA】
JPタワー学術文化総合ミュージアム「インター メディアテク」

アクセス:JR東京駅丸ノ内南口から徒歩1分 
もしくは丸ノ内線東京駅地下道より直結 JPタワー/KITTE 2階・3階
営業時間:11:00-18:00(木・金は 20:00 まで)
月曜日、年末年始、その他館が定める日休館
( 月曜日が祝日の場合は翌日休館 )

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