散歩/昭和を振り返る散歩ルート

東京のディープゾーン、三軒茶屋の商店街を歩いてみた(2ページ目)

どこに行く宛もなかったのだが、ふらりと三軒茶屋にでかけた。まるで時間が止まったような怪しい路地がある。あそこがどうなったかという思いで、たまに訪れる場所だ。

増田 剛己

執筆者:増田 剛己

散歩ガイド

レトロな雰囲気のエコー仲見世商店街

世田谷通りと玉川通りの分かれ道になっているこの三角地帯がエコー仲見世商店街だ。この界隈は、まるで昭和で時間が止まったような風景が広がる。しかも、昭和のなかでもかなり前、戦後すぐの闇市の名残のような雰囲気がある。
世田谷通りの入り口

エコー仲見世商店街

ここ、エコー仲見世商店街は世田谷通りから玉川通りに抜ける短い、道幅の狭いアーケード商店街だ。動画はこちら

まるで、迷路のような商店街だが、あまりに短いので迷うことはない。すぐにどこかの通りに出てしまうのだ。
昭和の雰囲気が残る商店街だ

まるで迷路のようなエコー仲見世商店街


今風のお店もあるが、その道幅などは昔のままというかんじで、歩いているだけでもおもしろい。そして、さらにその奥はディープな通りがある。

不思議な空間「ゆうらく街」

一見、廃墟のように思えるのだけれど、地元の人々が普通に歩いている通りが「ゆうらく通り」だ。ここ一帯は「ゆうらく街」という商店街のようだ。

怪しい通りだけれど、普通の生活通りだ

「ゆうらく通り」という看板がある通り

人々がごく普通に通り過ぎて行く。しかし、看板や建物の壁、通りの幅などが、なにやらとてもディープだ。
ディープさを醸しだす看板

看板もどこか、懐かしい雰囲気

無国籍というか、なにか映画のセットの中に迷い込んだような不思議な気分になる。さらに行けば、迷路のようなディープゾーンに入り込んでいく。ゆうらく街の動画はこちら

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