建築家・設計事務所/建築家住宅の実例

小さくて大らかな週末住居[鎌倉の分居]

広い敷地の真ん中に建つ、積み木のような形をした小さな週末住居です。日常の続きにありながらも、ゆったりとした時間を過ごすための空間には、低い重心の窓や自然素材による仕上げなど、建築家の様々な手法がちりばめられています。

執筆者:川畑 博哉

鎌倉の落ち着いた住宅地に建つこの家は、都心に暮らす家族3人のための週末住居です。

室内は緩やかな段差によって部屋が螺旋状に繋がり、吹抜けの大きな空間もあるという、小さいながらもおおらかな空間になっています。

積み木のような白い家

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外観
1. 東側の外観。低く小さい窓と積み木のような急勾配の切妻の屋根が特徴的。
外観
2. 北東の外観。駐車場の奥の階段を上がって曲がると玄関になる。
玄関
3. 北西側のモルタルの玄関前ポーチ。緩やかな勾配の深い軒が雨除けになっている。
玄関
4. オリジナルデザインの鎖樋。白く塗装した直径5cmのガリバリウム鋼板製の本体をステンレスの金具で吊っている。


鎌倉駅から徒歩15分の小高い丘の上の落ち着いた住宅地の一画に、積み木のような形をした白い家が現れます。

近隣と適度な距離を保つように、約70坪の敷地のほぼ中央に16坪の家が建てられました。この余裕のある佇まいが週末住居らしさを醸し出しています。

◆建築データと建築家プロフィール


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