毎年恒例になりました、スギ・ヒノキ花粉飛散予想です。今回も2015年の花粉飛散予想を記事にいたしました(2014版はコチラ)。それでは、まずは結論から見て行きましょう。
スギ花粉

今年は表年で飛散は多そうです


  • 東日本は「例年より多い・やや多い」、「前年より多い・非常に多い
  • 西日本は「例年よりやや少ない・同じ」、「前年よりやや多い・同じ・少ない

2014年10月のウェザーニュースや気象庁、NPO法人花粉情報協会からの情報によると、全国的に花粉量が前年より多く、かつ例年よりも多いと予想されています。前年が少なかっただけに、2015年は体感でも多くなる印象を持つかもしれません。

2015年のスギ花粉飛散状況

2015年のスギ花粉の飛散量は、前年の夏の気候とスギ花粉飛散量などを総合的に判断して予想されます。前年は花粉飛散量が少なかったので、2015年は花粉飛散量が多い年になるでしょう。

地域ごとに見てみると、前年比で50%程度と少ない地域から、2~3倍の地域まであります。ただ、全国的に平均としては前年より多く、例年よりやや多いという予想になります。それでは、北から地域ごとに見ていきましょう。

  • 北海道は「スギ・ヒノキはありません(シラカンバはある)」
  • 東北は「前年の約110~135%で、例年よりやや多い
  • 関東は「前年の約200~300%で、例年よりやや多い
  • 東海・中部は「前年の約110~130%で、例年よりやや多い
  • 近畿は「前年の約100~130%で、例年並み
  • 中国は「前年の約200%で、例年よりやや少ない
  • 四国は「前年の約50~80%で、例年よりやや少ない
  • 九州は「前年の約50~80%で、例年よりやや少ない・同じ

地域差はありますが、例年に比べると東日本では多く、西日本では少ないです。この予想の根拠にある2014年の夏の気候を見てみましょう。

スギ花粉飛散量に影響する2014年の夏の気候は?

スギの発育は夏の気候条件が重要で、特に日照時間・最高気温・降水量の影響を受けます。そのため、スギ花粉の量は前年の7~8月初めの気象条件に左右されるのです。

花粉飛散が多かった翌年の飛散量が少なくなる年を「裏年」、少なかった年の翌年に多くなる年を「表年」と言います。毎年交互ですから、2014年は裏年でしたので、2015年は表年になります。

2014年の夏は西日本を中心に台風が多く上陸し、雨が多く、日照時間が短く、暑い日が少なかったです。一方東日本では、気温が高く、晴れた日が多くなりました。

従って、2015年のスギ花粉の飛散予想は、前年と比べ東日本では多く、西日本・九州では少ないことが予想されます。

次のページでは、2015年の花粉症対策を説明します。