朝、トイレに行くと排尿痛がする
排尿痛がする、性器がむず痒い、白っぽい透明な膿が出る などの症状が出ている場合、医療機関へ行きましょう
もし、その数日前に決まったパートナーとではなく、別の相手やよく知らない相手と性行為や類似の行為(オーラルセックス)、ディープキスをしていたら、性病に感染しているかもしれません。
気のせいかもしれないと思い放置していると、だんだん白っぽい透明な膿(うみ)も出始めてきます。
クラミジアとは
このような自覚症状があったら、性器クラミジアに感染している可能性があります。- 朝、トイレに行くと排尿痛がする
- 性器がむず痒い
- 白っぽい透明な膿(うみ)がでる
クラミジアは、Chlamydia trachomatis(クラミジア・トラコマチス)に感染することによって発症します。感染場所は、男性の場合は尿道と咽頭、女性の場合は膣内と咽頭になります。
性器クラミジアの場合、男性には症状が現れ易いのですが、女性は症状がおりものが増える程度で、クラミジアに感染していることに気がつかないことがあります。
また、咽頭クラミジアといって、のどに感染していることもありますが、こちらも症状が出にくく、気がつかないまま口から性器へ、性器から口へ感染させてしまうことがあります。
そのため、クラミジアは、男性・女性ともに最も感染患者数が多い性病となっています。
性病かな?と思ったらどうすべき?
病院に行って検査を受けましょう。男性の場合は、泌尿器科や性感染症内科(性病科)。女性の場合は、婦人科でも診療できます。男性の場合は、1時間ほど尿をためた後の尿検査、女性は膣の分泌物を採取して検査を行います。のどを調べる場合は、生理用食塩水でうがいし、そのうがい液で検査をします。一般的には、あまり痛くない検査と言えるでしょう。
検査の種類は、30分程度で判明する即日(迅速)検査。もしくは、2日から1週間程度で結果が判明する精密検査があります。また、病院によっても、病院内で検査を行うのか、検査会社に依頼して検査を行うのかによって、判定日数が異なります。