「葛」の素晴らしい働き
原材料が本葛粉のものを選びましょう
また、自律神経の働きを整える作用もあります。自律神経と胃腸、そして季節の変わり目は影響しあっているので、その点でも葛はとてもおすすめの食材の一つです。
何かと嬉しい働きを持つ葛ですが、原材料が葛だけのものを選んでください。「とろみ」だけでしたら片栗粉などでも可能ですが、片栗粉は身体を冷やす上に葛とは働きが異なります。お湯で溶くだけで飲めるタイプの葛湯も、葛以外の材料が含まれている事がほとんどです。このような商品は葛のパワーを取り入れたい時にはおすすめできません。
葛湯のレシピ!犬の胃腸疲れにおすすめ!
人肌以下に冷まして与えましょう
【材料】※作りやすい量
本葛粉 大さじ1
水 1カップ
【作り方】
1:鍋に本葛粉(固まっているままでOK)、水を入れて、そのまま5分置きます。
※水にしばらく浸しておくことで、水分を吸収して混ざりやすくなります。
2:スプーンやヘラなどでよく混ぜて、弱火にかけます。
3:鍋底にこべりつかないように時々かきまぜながら、半透明になるまで加熱。
4:半透明になったら、人肌以下まで冷ます。
【一日に与える量の目安】
1kg : 110g
3kg : 250g
5kg : 370g
7kg : 470g
9kg : 570g
10kg : 620g
20kg:900g
30kg:1400g
(成犬の場合)
いつものごはんを6~8割ぐらいに減らして葛湯をかけたり、葛湯だけに置き換えて食べさせます。出来れば作り置きをしないで、その都度作るようにしましょう。
胃腸疲れの程度にもよりますが、翌日には形の良い便に戻っている事も。ただし、食材は薬ではありませんので、継続して与える事で体調が良くなってくる場合もあります。
この方法は、元気がある場合に取り入れてください。元気がなかったり、どこか痛そうにしている場合は、動物病院で受診するようにしましょう。
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