あえて京都で蕎麦を食す
重厚な門がまえですが価格はリーズナブル。
船遊びに興じた後はランチへ。おばんざい、豆腐懐石といったい「ザ・京都」といった料理に走りがちですが、ここであえて推したいのが蕎麦です。
「嵐山 よしむら」はもともと呉服店を営んでいるオーナーがオープンした店。一階のお土産店に並ぶ和小物を見ると、その背景が良くわかります。
桂川が見渡せる窓際席は最高の場所。おひとりさまにも向く。
熟練職人が打った蕎麦を、京風のやわらかなだし汁でいただくと、蕎麦本来の香りや味がじわじわと舌から伝わってきます。
ミニ天丼もついてお腹も大満足!
この日は少し欲張って、ミニ天丼もオーダーしました。サクサクッと揚がった天ぷらに、だしをベースにした甘めの天つゆがかかり、それがご飯にもじんわり。サクサク感と天つゆの染みたやわらかな衣があいまって、ついいつも以上に食べてしまいました。
「蕎麦は東京」というイメージを持つ方が多いのですが、私は京都の蕎麦も好き。丸みを帯びた繊細なだし汁はそのまま飲んでもおいしい。これは名水の都である京都だからこその味わえる恵み。桂川を見ながらゆったりと京都の蕎麦の醍醐味を味わってみてはいかがでしょうか?
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嵐山 よしむら
住所:京都市右京区嵐山渡月橋北詰め西二軒目
電話:075-863-5700
営業時間:11:00~17:00
無休
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