面倒見が良いが、自他の区別が苦手で承認欲求が強い
寄りかかれる女子=甘えられる女子。男子から見てもかわいいもの。でも、期待し過ぎ、寄りかかり過ぎには注意です
「自他の領域」が曖昧であることは、子育てには大変役立ちます(成長とともに変化すべきですが)。でも、相手を想うあまり「自分の人生」を生きられなくなってしまうのはどうでしょうか。
「この人は、私がいなきゃダメなの」って、女性は好きですよね。「内助の功」という美学を、男性が求めているというのもあるでしょう。でも、これもバランスです。尽くした分だけ愛してくれるとは限りませんし、がんばった分だけ承認欲求が満たされるとも限らないのが、恋愛の厄介なところです。
自分の夢を持っておらず、彼氏の夢を、自分の夢として支える人も多いでしょう。「二人で温かい家庭を築きたい」という相手ありきの夢を持っている人も多いかもしれません。でも、自分の未来を、パートナーに依存してしまうと、「別れ」=「裏切り」と捉えてしまい、大きな喪失感を持つ危険性もあります。
人は、成長していく生き物です。彼も変化しますし、自分も変化します。そのなかで寄り添うためには、相手に「寄りかかる」「期待し過ぎる」というクセを脱却する必要がありそうです。