「ダブルインカム&高リスク許容度タイプ」
世界経済の波に乗りつつ魚も釣る
投資できる対象には株や債券という伝統的な資産に加えて、リートやコモディティ、ヘッジファンドといったオルタナティブ資産もあります。または「アジア」「フロンティア諸国」など特定の地域、もしくは国、業種などに注目した投資も可能です。自分なりの考えを形にできるのも資産運用の楽しさの一つです。
ただし、その場合はコア・サテライト戦略をとることで運用の中心部分とサテライト(衛星)部分を分けてとらえると良いでしょう。長期での成長が期待できる伝統4資産の組み合わせをベースにおき、その上で自分なりの投資をプラスするという手法。サテライト部分のリスクは多少高くても、一部の資金なので全体への影響はおさえられるので安定的です。
「高収入&アグレッシブ運用タイプ」
まずは株式投資で目指せ金持ち父さん!?
ただ成長性が見込める、という予測だけで投資を始めるのは禁物。その企業の経営内容を数字で理解できるようになることが、冷静な投資判断に役立ちます。まずは投資家のバイブルといわれる会社四季報を読み解けるようになることです。営業利益の推移、財務の健全性、株価の割安・割高度といった大事な情報が四季報には詰まっています。
FX、CFDといったレバレッジを効かせた取引に興味をもつ人もいます。しかし、このような分野で継続的に儲けられている人は、「一度は大損失を被り」、「失敗をばねに勉強し直して自分なりの投資スタイルを確立し」、「感情をほぼ完全にコントロールできている」という条件を満たした人しか見たことがありません。もし、よほど高い授業料をはらう覚悟があるなら検討してみても良いかもしれません。
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