「株式投資をするには、やっぱり決算書くらい読めなくっちゃ!」
株でお金を増やすときにぜひ参考にしたいのが決算書

株でお金を増やすときにぜひ参考にしたいのが決算書、どこをチェックすればいい?



とは思うものの、実際のところ、「どこをどう読めばいいか、さっぱり分からない……」という方がほとんどだと思います。そんなあなたのために、このシリーズでは決算書のポイントを絞りに絞って解説していきます。まず、私が株式投資を教える上で最も大切にしているポイントである「自己資本比率」を取り上げたいと思います。

「自己資本比率」とは株主の資産を指します

会社は、たくさんの資産を持っています。現金、預金、在庫、土地、建物、機械装置などなど。では、たくさんの資産を購入するときの資金は、どのようにして調達したのでしょうか?会社が資金を調達する方法は、大きく2つしかありません。他人(銀行など)から借りるか、オーナーである株主に出資してもらうか、です。

自己資本比率とは、会社が持っている資産のうち、何%を株主の出資で購入したか? という割合のことをいいます。

自己資本比率が100%なら、「会社にある資産は全て株主の出資で購入したものである」ということです。逆に自己資本比率が0%ならば、「会社にある資産は全て他人からの借り入れで購入したものである」ということなのです。

自己資本比率は、「純資産÷総資産」で計算します。(本当はもう少し複雑な計算をするのですが、ここでは大まかなイメージをつかんで頂きたいので、あえて大雑把に表現しています)
自己資本比率のイメージ

【図 自己資本比率のイメージ】


株式投資において、自己資本比率はとても大切です。株式を購入して株主になれば、あなたはその会社のオーナーです。オーナーになった気分で会社を訪問し、社内にあるさまざまな資産を見渡してください。

現金、預金、在庫、土地、建物、機械装置が眼に飛び込んできます。自己資本比率が100%ならば、これらの資産はすべてあなたを含む株主が購入したものですし、自己資本比率が0%ならば、これらの資産はすべて他人のお金で購入したということになります。

株主のお金で購入した資産がどれだけあるか? は、株式投資において、とても大切です。株価と密接な関係があるからです。