株式投資をする上で、倒産する可能性のある企業は絶対避ける!
自己資本比率は40%が目安

上場企業とは、いわば日本の企業の代表選手、オールスターです。けれども、そのような企業でも残念ながら倒産してしまうことがあります。

倒産した企業の株価はどうなるのでしょうか? 2010年1月19日に倒産したJALの株価の推移を見てみましょう。

JALのチャート

【図 JALのチャート】


倒産すると、株価が1円になります。「株が紙切れになる」ということがありますが、企業が倒産して、まさに株価が1円になることをこう表現します。


株式投資において、持ち株が倒産することは、絶対に避けなければなりません。倒産する企業に投資しては、絶対にいけないのです。

では、上場企業約3700社のうち、何社くらいが倒産しているのでしょうか?過去5年間の上場企業の倒産件数を見てみると、2008年33件、2009年20件、2010年10件、2011年4件、2012年6件となっています。上場企業は約3700社ですから、約2%がこの5年間で倒産している計算になります。確率から見れば、50社の株を買えば、そのうち1社が5年以内に倒産してしまいます。

つまり、倒産企業に投資してしまうのは、決して他人事ではないのです。あなたも起こりうることなのです。では、どのようにすれば、倒産企業に投資することを避けることができるのでしょうか?

その回答は、自己資本比率の低い会社に投資せず、高い会社に投資することです。


東証上場企業の自己資本比率の平均値は、約36%(平成23年度)です。株式投資においては、少なくとも自己資本比率が40%以上であることが、ひとつの目安になります。自己資本比率が40%以上であれば、上場企業の平均以上に健全な財務体質であるといえます。理想を言えば、自己資本比率が60%以上であるとよいでしょう。