iPhone/iPhone 6/6 plus

画面が大きくなったiPhone 6/6 Plusの進化ポイント(4ページ目)

ついに発売された、iPhoneの新機種「iPhone 6」と「iPhone 6 Plus」。ディスプレイサイズをはじめとして従来と大きく変化した新iPhone、その使い心地はどのようなものなのでしょうか。実際の使用感を確認してみましょう。

佐野 正弘

執筆者:佐野 正弘

携帯電話・スマートフォンガイド

iOS 8を標準搭載、日本では提供されない機能も

最後にソフトウェア面ですが、iPhone 6/6 Plusは当初より、最新のiOS 8を搭載しているのが、最も大きな特徴といえるでしょう。

iOS 8はアルバムやメッセージなど基本機能の強化に加え、健康管理に関する情報を一元管理する「HealthKit」などの機能を追加したほか、サードパーティー製のキーボードを導入できるようにするなど、自由度も高められています。iPhone 6/6 Plusは、それらiOS 8の機能をフル活用できるよう設計されていることから、最新機能を存分に活用できるのではないでしょうか。

iPhone 6

iOS 8を標準搭載しているので、「HealthKit」など多くの新機能が利用できる


iOS 8以外にも、iPhone 6/6 Plusには独自の機能がいくつか用意されています。代表的なものの1つが、ホームボタンの指紋センサーに2回連続で触れると、画面の上部が降りてくる「Reachability」機能。ディスプレイが大きくなって画面上部に指が届きにくくなったことから、操作しやすくするための機能といえます。

iPhone 6

画面が大きくなったことから、ホームボタンの指紋センサー部分に2度連続で触れると、画面上部が降りてくる「Reachability」機能が搭載された


一方で、残念ながら現時点では日本で利用できないものもあります。それは非接触による決済サービス「Apple Pay」です。実はiPhone 6/6 PlusにはNFCが搭載されており、これを用いて店頭のリーダーにiPhoneをかざすだけで、決済ができるアップル版“おサイフケータイ”というべき仕組みが用意されているのです。ですがApple Payは当初米国のみでの展開となっており、日本など他の国々での展開は未定となっています。今後の展開に期待しましょう。

ハード面が大きく変化をしたiPhone 6/6 Plusですが、実際の使い勝手は非常によく、2つのサイズから選べるようになったのはむしろプラスに働くといえるでしょう。特に従来機種で、ディスプレイサイズの小ささに不満を持っていた人にとっては、よい選択肢になったといえるのではないでしょうか。


【関連リンク】
Apple - iPhone 6
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※機種やOSのバージョンによって画面表示、操作方法が異なる可能性があります。

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