自分をリセットして素直になれる場所を作る
新しい環境に自分を置いてみると、自分を客観視しやすくなります
「仕事」は、がんばった分だけ評価してもらえる可能性が高いのですが、「恋愛」は、がんばって勝ち取れるものではありません。自分と相手に対して、いかに素直になれるかがポイントです。
つまり、自分軸の人の苦手な「新しい挑戦」をしなければならないのです。
実は、著者自身、20代前半までは、自分軸タイプでした。負けん気が強く自信がないため、「モテる人」「イケメン」とつき合うことで自分の地位向上を狙っていたほどです。でも、相手を尊敬したり、大切に想ったりできていないので、どれだけ言動で隠しても、それが相手には伝わっていたようです。
勝ち負けに拘ることは、自分のことしか考えていないということ。それでは、うまくいくわけがありませんよね。でも、結婚の失敗、挫折体験、自分の弱さを受け入れていくうちに、心が柔軟になり「聞く耳」を持てるようになりました。
職場などで「勝負モード」のペルソナ(仮面)が脱げないのなら、新しい仲間、新しいフィールドを見つけましょう。そして、「教えてもらう立場」を経験し、今の立ち位置を思い切って投げ捨ててみるのです。
「人から教わる」という立場は、人との接点を増やします。また、「できない自分」の魅力や、「素直になることの快適さ」に気づけるはずです。