何を食べてもいいよ!(団体ツアーならアレルギー対応食のビュッフェも可能)
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アレルギー対応の宿は増えている!
昨今は、食物アレルギーの子どもの増加に伴い、特に子連れ歓迎の宿、お子様連れが多い地域の宿はアレルギーに理解があるところが増えています。例えばディズニーリゾートのオフィシャルホテル「シェラトン・グランデ・トウキョーベイ・ホテル」は卵・乳・小麦・そば・落花生・エビ・カニの7大アレルゲンを使用しない低アレルゲンメニューの用意がありますし(1週間前までに予約。完全除去ではありません)、「ホテルエピナール那須」では、管理栄養士による指導のもと「食の相談窓口」を設け、個別の事情を配慮し対応しています。沖縄の久米島では、食物アレルギー対応事務局を置き、地域をあげてアレルギー旅行者の受け入れをしています。また移動についても、例えばJALの国際線ではアレルギー対応機内食の準備がある等、昨今はニーズの高まりを受け、各事業者で様々な配慮があります。でも、対応レベルは様々。完全除去は難しいことも
アレルギー対応が進むのは素晴らしいことなのですが、問題は完全除去が難しいことや対応レベルが施設により様々であること。食材に使用していなくても調味料にアレルゲンが入っていたり、調理器具や製造ラインでの混入などの恐れもある為、特に重篤なアレルギーがあるお子さんは注意が必要です。そこで次ページでは、自らも重度のピーナッツアレルギーのお子さんをお持ちで、アレルギー対応旅行を展開するQOLトラベル代表 栩野 浩氏に、旅に出るときの確認ポイントなどを伺ってみました。