男子サッカーは23歳以下のチームが出場
■21歳以下の編成で臨む日本代表の狙いアジア大会、男子はU-21代表のメンバーのみで臨む。
手倉森誠(46歳)監督が率いる日本は、U-21代表で臨む。23歳以下ではなく21歳以下で、しかもオーバーエイジは使わない。2016年のリオ五輪出場を見据えて、来年の五輪アジア予選に参加するチームを送り込むのだ。
本田圭佑(28歳・ACミラン/イタリア)や香川真司(25歳・ドルトムント/ドイツ)ら、日本代表選手を加えることもできるが、国際サッカー連盟(FIFA/フィファ)の管轄下で行われる大会ではないため、欧州のクラブでプレーする選手の招集にはクラブ側の許可が必要だ。何よりも、彼らのような強烈な選手がいると、若い選手は無意識のうちに頼ってしまう。リオ五輪世代を強化するためにも、オーバーエイジは使わないという判断だ。
男子サッカーには29か国が参加し、8つのグループに分かれて予選リーグを戦う。各グループの上位2か国が決勝トーナメントに進出し、一発勝負のノックアウト方式を争う。日本はグループDに振り分けられ、イラク、クウェート、ネパールと対戦する。
「五輪予選は(アジア大会と同じように)集中開催で行われる。そこで勝ち抜くイメージを構築する大会としたい」
チームを率いる手倉森監督はこう話す。4年前の前回大会では初優勝を飾っただけに、「我々も当然、優勝を目ざす」と意気込む。