テクノポップ/アーティストインタヴュー

異才と異彩を放つxxx of WONDER(4ページ目)

南波志帆さん、Dr.Usui ((M)otocompo)、フレネシさん、岸田メルさん、Julie Wataiさんにより結成されたxxx of WONDER (オブ・ワンダー)、5人の異才と異彩が奇妙に混じり合ったデビュー作『WONDER OF WONDER』をリリース。5人を代表して、リーダーのDr.Usuiとボーカルの南波志帆さんに登場いただきました。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

初作詞

ガイド:
今回「ドウカシテル!」で作詞デビューですね。「配信 of WONDER」を見せて頂きましたが、そこで「現代社会に対して思っている事を詞にした 」との発言があって、意外性が素敵でした。初作詞をやってみて、どうでしたか?

南波:
常日頃思っていたことを言葉にしたので、するするっと書けました。初の作詞が「ドウカシテル!」って、だいぶドウカシテル!と思いますが(笑)、南波志帆らしさが出せたかなと思います。

アニソンのカヴァー

ガイド:
カヒミ・カリィさんが歌った「ハミングがきこえる」はちびまる子ちゃんの歌の中では異彩を放っている曲ですね。この曲のカヴァーをした理由は?

Dr.Usui:
アニソンを一曲やりたい!ということになりまして、スタッフチームの意見も含め集約したらこの曲が選ばれたんです。

みんなの歌声を入れよう!

ガイド:?
ラストの「Loop of Wonder」...何にでも「of WONDER」をつけるのが趣味みたいですね。これも配信からの情報ですが、メンバーは何気なく呼ばれて、みんなコーラスをすることになったと(笑)。みなさん、素直にコーラスに参加してくれたのでしょうか?

Dr.Usui:
僕はこのプロジェクトの特性上、実際のレコーディングでは裏方的なディレクションも担当しているので、時に一人のメンバーとしての意見や考えというより、現場で求められていることを遂行しようという気持ちも一応あるんですよね(笑)。「みんなの歌声を入れよう!」みたいなアイデアも、スタッフ含めた現場全体から上がったものなんですが、制作現場を仕切る立場としてしれーっと「同じフレーズの繰り返しで超カンタンだから~」なんて言って無理やりブースに入ってもらって…みたいなこともやっちゃいました(笑)。例によって、「この歌、難しい~」という声が上がってしまって、メンバーの皆には恨まれたと思いますが…。

これからも続く?

ガイド:
お二人に最後の質問です。今後もこのオブ・ワンダーは続いていく可能性は大なのでしょうか?

南波:
ずっと続けていきたいです! 音楽活動だけに留まらず、これからどんなWONDERなものを提供していけるのか、この5人の持つ力が合わさる果てしない可能性にワクワクしています。

Dr.Usui:
そうですね! 続けていきましょう。名刺代わりとなる最初の作品はできたので 、これから更なるオブ・ワンダーを追及していきたいですね。

【関連リンク】
xxx of WONDER
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