異才と異彩を放つxxx of WONDER(2ページ目)

歌声の魔力

ガイド：
僕は南波志帆さんの歌が元々好きなので、知ったような気になっていますが… 南波志帆さん、はじめまして。一度聴いてしまうと癖になる声ですよね。自分の声の魔力に気づいたのは、いつ頃なんですか？

南波：
もともとはこの声がずっとコンプレックスでして。でも歌うことは好きだったので、いろんな場所で歌っていたのですが、小学6年生の時にレコード会社の方にスカウトしていただき、その後、プロデュースをしてくださっている矢野博康さんに出逢ってから、人と違うこの声が武器になることを知って、同時に好きになれました。魔力があるかは自分では分かりませんが、声を褒めていただくことが多く、うれしく思います。
ガイド：
スカウトは、どこでされたのですか？

南波：
歌のコンテストみたいなものです。たくさん審査があり、最終的にオープンスペースでの公開審査がありました。それをたまたま観にきていたレコード会社の方にスカウトしていただいた感じです。

コラボの魅力

ガイド：
スカウトの方、きっと魔力に気づかれたんですね。ソロとしても活動しながら、今回もそうですが、南波志帆 × 鈴木慶一、THE NANBATATIN、他のゲストヴォーカルなど、色々な方々とコラボが多いですね。僕は南波さんの声の魅力に引き寄せられたのかと思っています。コラボは好きですか？ そこから何か得られるものとかあれば、教えてください。

南波：
コラボは好きです。素材として南波志帆の声を面白がってくださり、コラボのお話しをいただくことが出来て、ありがたいです。コラボでは普段は交わることのなかった方々と、その世界観に仲間入りさせていただけるので、新たな自分の声色を発見できたり、その中でも揺るがない自分の声の持つ世界観を再確認できたりするのがとても楽しいです。

ガイド：
音楽コラボではないですが、アーバンギャルドのよこたん（浜崎容子さん）とはぱっつん姉妹として仲良くされているんですね。よこたんの方がかなりお姉さんですが（よこたんにムッとされそう）、どんな間柄なんでしょう？ よこたんの影響で不良にならないか心配です（よこたんに蹴られそう）。

南波：
容子さんのことは、「容子お姉ちゃん」と呼んでおり、文字通りお姉ちゃんのような存在です。 凛としていて、麗しくて、女性としても、アーティストとしても尊敬しています。