不倫体験談から見える「妻の浮気の理由」
実際にサイトに書き込まれた不倫体験談を見てみると、やはり、不倫をしている(していた)方は、夫婦仲に何らかの不満を感じたり、パートナーとの関係が冷めきってしまっている場合がほとんどです。そして、その不満の多くが、夫婦間のセックスでや愛情表現に根差しているのが大きな特徴です。
ドラマの中の上戸彩のようにセックスレスであったり、また、子供ができたあとに女性として見られたり、愛されたりしていないなど、心や体の「女性としての欲求」を満たすことが不倫に向かう原動力になっていることがよくわかります。
通常の離婚や別居の原因ですと、嫁姑関係や家事分担、育児の方針、性格の不一致、金銭問題、多忙による擦れ違いなど様々な要因も多いのですが、こと「浮気」に限って言えば、やはり「女性として愛されたい」、もっと端的に言えば「愛のある素敵なセックスをしたい」という女性としての根源的な欲求が一番の原因であることがよくわかります。
これは、私が常々言い続けている「夫婦の性の大切さ」の裏返しでもあります。
日本の夫婦の間、また社会の中できちんと語られてこなかった夫婦のセックス。これが実は夫婦生活を構成する重要な要素であることが、この浮気体験談からも浮かび上がってきます。そして、そんな夫婦の性への不満を、妻たちがはっきり自覚し、口にできるような世の中になってきたことを思うと、長い間夫婦の性の問題やセックスレスについて声を上げてきた自分の活動が無駄ではなかったと、実に感慨深いものがあります。
妻に浮気をさせないために夫がすべきこと
話を元に戻しますと、妻の浮気を防ぎたければ、世のだんな様は自分の妻を「心と体でしっかり愛する」ことが一番です。
上戸彩さんの夫を演じる俳優の鈴木浩介さんが、サイト内のインタビューの中で「僕は男性こそこのドラマを見たほうがいいと思ってるんです。『本当に自分の周りのことが見えてますか?周りの人たちのことをおざなりにしていませんか?』ということを男の人に突き付けているようなドラマだと思う」と語っていました。
世の中のだんな様、妻が浮気をしている、していないにかかわらず、まずは自分の妻を一人の女性としてちゃんと愛すること。これこそが妻の浮気を防ぐ、最も合理的で最強な方法だと知っておきましょう。
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