昨今三世代での旅が増えています。親、祖父母、そして孫、それぞれにメリットのある三世代旅行ですが、「旅育を実践しやすい」、あるいは「旅育効果が高い」という点からも、おすすめ。もうすぐ敬老の日。今回は三世代旅行の旅育への効能や、実際の旅の計画ノウハウをご紹介します。
ちょっとおさらい~親子の旅育メソッドとは?
孫との触れ合いを楽しむ祖父母が増えている
「親子の旅育メソッド」では、「自分の思い描く世界と現実のギャップを埋め、生きる力を育む」ことを目指し、以下の6つを提唱しています(各メソッドの詳細は
こちらでご確認ください)。どれも簡単に実行できるものが多いのですが、唯一実践しにくいのが「旅育メソッド3:旅先で家族別々に過ごす時間を作る」ということ。
旅育メソッド1:旅の計画や準備に積極的に参加させる
旅育メソッド2:役割や目標を決め、褒める
旅育メソッド3:旅先で家族別々に過ごす時間を作る
旅育メソッド4:「本物」に多く触れ、関心の芽を育む
旅育メソッド5:親が楽しみながら学び、手本となる
旅育メソッド6:思い出を形にして記憶に残す
三世代旅行は旅育効果抜群!
子ども向けのプログラムも増加してはいるものの、絶対数は少なく、また小さなうちは、知らない人に預けることに抵抗がある方も多いようです。三世代なら、「祖父母と孫」という組み合わせが出来るため、自然と親子それぞれでの時間を作りやすくなります。
概ね祖父母という存在は、子どもにとって、「パパやママほど近くなく、でも他人ではない」という、非日常を味わうには、丁度良い存在。またパパ&ママも安心して預けられますし、祖父母にとっても孫とのコミュニケーションの場になり、3者それぞれにメリットがあります。
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