祖父母はパパ&ママとは違った価値観を持ち、引き出しも豊富
褒められることで子どもの自信は育まれる
親とは違う価値観をもった祖父母と過ごすことは、子供にとって様々な利点があります。メソッド2の褒めるという行為一つをとっても、親とは違う観点で褒められることもあり「ママやパパはわかってくれないけれど、お爺ちゃん、おばあちゃんはわかってくれる」という発見もあり、親とは異なる絆が育まれます。核家族化が進み、親以外の大人との関わりが薄くなっているからこそ、こういう機会は大切にしたいですね。
自然体験は、旅育の基本♪
さらに自然体験が豊富な祖父母世代が、孫と一緒に虫取りや自然観察などをして、体験を共有したいという要望が昨今強くなってきています。実は自然体験は今の親世代が既に苦手な分野になりつつあります。ぜひ祖父母から孫へと、知識や体験を直接受け継ぐ機会と捉えて三世代旅行を楽しみたいもの。
別々に過ごすと話題も豊富に。子供の言葉に耳を傾けて
それぞれで過ごした後は、皆で食事をするなど一緒に過ごし、体験したことを情報交換する場を持ちましょう。きっと子供も自分の体験したことを伝えようと一生懸命になるはず。またそれぞれの経験を交換することで、旅の思い出も2倍.3倍になります。
祖父母にお願いする際は、安全面や体調管理に絞って要望を伝える
お願いしたら必要以上に口を出さないのも大切
育児の方法などは、今と昔では大違い。しつけの方針などもことなり「祖父母に預けるのがちょっと心配」という方もいらっしゃるかと思います。あれもこれも家の方針を押し付けるのでは旅育の効果も半減しますし、祖父母にとっても面白くないもの。「安全面や体調管理に関する注意点はしっかり伝え、あとは任せる」というスタンスが丁度いいでしょう。日常のルールが万一崩れても、「旅行中だから特別ね」ということで、日常に持ち込まずに済むのも旅先ならではの利点です。
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