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高3の夏休み 受験の正念場を乗り切るためのアドバイス

夏休みは長期的な目標と計画を立てることで、自分のペースでじっくりと学習に取り組むことができます。その半面、通学のない解放感から思わぬ落とし穴にはまる危険性も。今回は、受験生が夏休みを有意義に過ごすため、「保護者にできること」をご紹介します。

執筆者:大坪 讓

夏休みならではの落とし穴~焦り・無気力・油断にご注意

説明画像

夏休み以降、お子さんが勉強に集中できるよう、保護者としてのバックアップを行いましょう

1カ月を超える長期間、お子さんが日常の学校生活から切り離される夏休みは、受験生活の山場でもあり、要注意の季節といえます。学期中に比べて時間はあるのに先が見えずに焦りが出たり、あるいは無気力になったりするお子さんもいることでしょう。この期間に大切になるのが、家族のサポートです。

特にこれまで部活動に打ち込んできた人は、これから遅れを取り戻したいと焦る気持ちも出ることでしょう。でも今からでも十分に間に合います。この夏休みをきっかけにして、受験モードに頭と体を切り換えられるよう、まずは生活習慣の面からアドバイスしてあげてください。
反対に勉強に打ち込んできたお子さんは、順調に進んだことで逆に油断が出てしまうことがあります。受験本番までまだまだ先は長いので、決して焦らずおごらず、自分のペースを保てるように見守りましょう。

とはいえ、受験の主役はあくまでお子さん自身であり、本人の主体性を第一にすべきなのはもちろんです。保護者としてできることには限りがあると割り切る考えも、時には大切だと心得ましょう。

→ 次は毎日の学習プランについてのアドバイス
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