パリ/パリのおすすめエリア

マレ・バスチーユ(2ページ目)

古い建物が並ぶ歴史的な地区にも関わらず次々と話題のブティックやレストランがオープンし、常にパリのトレンドを牽引しているマレ。その東には、民衆が蜂起しフランス革命の発端の舞台となったバスチーユ広場を中心とし、現在は夜遊びスポットとしても知られるバスチーユ。変わりゆくパリの今をリードするこの2つの地区をご紹介。

野口 裕子

執筆者:野口 裕子

フランスガイド

マレ・バスチーユおすすめ通り1 フラン・ブルジョワ通り

ブティックや専門店が多いショッピング天国

ブティックや専門店が多いショッピング天国

マレ地区を東西に走るフラン・ブルジョワ通りは、このエリアの中心的存在。ここから北は北マレと呼ばれ、今のマレを牽引するトレンドエリアとなっています。通りには、フランスで定番となっているカジュアルブランドのブティックやクラシックスタイルのレストランなど、賑やかながらも落ち着いた雰囲気のお店が多く集まっています。

キッチュな雑貨や質の良いインテリア用品など、雑貨も充実しているので、ちょっとしたお土産を探すにもおすすめの通り。日曜日にも空いている所が多いので、休日ショッピングエリアとしても人気があります。

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■rue des Francs Bourgeois
住所:rue des Francs Bourgeois 75003/4 Paris
アクセス:St Paul(メトロ1)より徒歩3分

 

マレ・バスチーユおすすめ通り2 ヴィエイユ・ド・タンプル通り

パリのトレンド発信地

パリのトレンド発信地

フラン・ブルジョワ通りと交差して南北に走るヴィエイユ・ド・タンプル通りは、北マレエリアは新しいブティックやギャラリー、カフェなどが次々とオープンする話題のトレンドエリア、南は古い建物の中に昔ながらのレストランやカフェがひしめく趣のある通りとなっています。

クールな雰囲気の漂う北マレエリアを探索してパリのトレンドを掴んだら、夕暮れ時には南下し、夜カフェをする人々が集まって来る南エリアへ。ゲイの人たちが集まる場所としても知られており、独特の雰囲気を持つ喧噪を感じることができます。

<DATA>
■rue Vieille du Temple
住所:rue Vieille du Temple 75003/4 Paris
アクセス:Hotel de Ville、St Paul(メトロ1)それぞれより徒歩2分

 

マレ・バスチーユおすすめ通り3 シャロンヌ通り

新鋭ブランドやクリエイターズショップが並ぶ

新鋭ブランドやクリエイターズショップが並ぶ

バスチーユ広場から300mほど東に歩いて行くとある、クリエイター系のブティックが並ぶシャロンヌ通り。イザベル・マランやセッスンなど、今をときめくパリジェンヌ御用達ブランドの他、元祖おしゃれBOBO(ボボ=ブルジョワ・ボヘミアンの略)カフェであるポーズ・カフェや伝統的なフランス料理のビストロ、シェ・ポールなど衣食住全てをカバーするあらゆるジャンルのお店が並びます。

古道具を扱うブロカント、アクセサリーやバッグなどのファッション雑貨ブティック、パリで初めて話題となったスープ・バーなど、個性的な店も多いので、好奇心旺盛な人はぜひ訪れたい通りです。

<DATA>
■rue Charonne
住所:rue Charonne 75011 Paris
アクセス:Ledru Rollin(メトロ8)より徒歩3分

 

マレ・バスチーユおすすめレストラン1 レパラット

明るい雰囲気の小さなビストロ

明るい雰囲気の小さなビストロ

マレとバスチーユの間にあるサン・サバン通りには、小さなビストロがいくつもあって、しかも名店が多いことは意外と知られていません。中でも通りに入ってすぐ現れる小さなビストロ、レパラットは地中海料理専門で、20席ほどしかない小さな店内は13時すぎには満席になってしまうほどの人気店。

日替わりでメニューが決まっているランチは前菜とメインもしくはメインとデザートで12.5ユーロ、3皿16ユーロとお得。フレッシュな野菜を使った前菜や、さっぱりとしつつも繊細な味付けのメインなど、レベルの高いビストログルメを味わうにはこちらへ。

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■Reparate
住所:64, rue Saint Sabin 75011 Paris
TEL:01 55 28 63 98
アクセス:Saint Sébastien Froissart(メトロ8)より徒歩3分
営業時間:12:00~14:15/20:00~22:30
土昼・月夜・日休

 

マレ・バスチーユおすすめレストラン2 ル・プチ・ボファンジェ

魚介メニューが豊富なブラッスリー

魚介メニューが豊富なブラッスリー

バスチーユ広場からすぐの、有名ブラッスリー、ボファンジェのセカンド店。よりカジュアルかつリーズナブルに本家の味を堪能でき、店内はクラシックな雰囲気がありつつも、いつも賑やかで肩肘張らずに食事を楽しむことができます。ここのお店は魚介類が得意で、季節になると前菜に生牡蠣が登場したり、メインの魚メニューも豊富なのが日本人には嬉しいですね。

前菜、メイン、デザートに赤か白が選べるハーフボトルワインもつく26.5ユーロのディナーコースが何といってもお得。近くのオペラ・バスチーユでの公演後に遅いディナーをしに客が押し寄せることも多いので、予約をしていったほうが確実です。

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Le Petit Bofinger
住所:6, rue de la Bastille 75004 Paris
TEL:01 42 72 05 23
アクセス:Bastille(メトロ1、5、9)から徒歩1分
営業時間:12:00~15:00/19:00~24:00
祝休 
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