キッチンの背後に広いバスルーム
1. トイレと洗面所と洗濯機置場と脱衣場を一部屋に集約。天井にはトイレの上にカーテン用のレールと、室内干し用にハンガーパイプが取付けられている。写真:Archiplace |
2. ユニットバスを組み込んだバスルーム。換気用の窓から明るい自然光が入る。 |
2階のキッチンの脇の扉から、トイレと洗面室と脱衣場を兼ねた部屋に入り奥のドアを開けると、約2帖の広いバスルームになっています。バスタブは足を伸ばして入浴できる大振りのサイズ。ガラス窓の向うは隣家との隙間なので、換気のために開け放っても安心して入浴を楽しめます。
アーキプレイスに設計を依頼するに当って、A夫妻は「地震への対応」「高気密、高断熱」「広い床面積の確保」「雨の日にも濡れずに干せる物干場」などを希望されました。「SE構法」による地震に強い構造、セルロースファイバーの断熱材、スキップフロアのプラン、屋根付きのバルコニーなどで、建築家はそのどれもに満足のいく仕上がりをもって応えました。
さらに建築中に新しい住人が誕生するという幸せにも恵まれたAさん一家は、この家を舞台に益々楽しい暮らしを営まれていくことでしょう。
◆建築データと建築家プロフィール