東京・品川区の街道に近い住宅街。最寄りの私鉄の駅から歩いて5、6分の十字路の角に、焦げ茶色の外壁と三角にカットされた屋根が目をひく3階建ての家が完成しました。

今から5年前、長女の成長を機にマンションから一戸建てへの転居を決意したA夫妻は、奥様の実家からも近い場所に18坪の土地を手に入れました。しかも南西の角地という絶好の立地。当初は工務店で建てようかと迷っていた頃に3.11の震災があり、構造への関心が高まっていたA夫妻は、OZONEから案内が送られてきた構造見学会に参加してみました。

そこで鉄骨造やRC造で使われているラーメン構法を木造にとりいれた地震に強い「SE構法」で建てられたアーキプレイスの住宅をご覧になり、それを縁に石井正博さんと近藤民子さんに自宅の設計を託したのです。

屋根が三角にカットされた焦げ茶色の家

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外観
1. 焦げ茶色のガルバリウム鋼板で覆われた外観。上部は3階のバルコニー。
1階の奥はガレージ。写真:Archiplace
模型
2. 西側の壁を取り外した断面模型。階段を中心にして半階ずつ各部屋が配置されているのが分かる。
玄関
3. 左の収納扉の鏡張りが玄関を広く見せる。正面は収納の扉。右の壁はモノトーンのボーダータイル張り。写真:Archiplace
4. 寝室には小さな机の書斎があり、奥には約4帖のウォークインクローゼットが続いている。写真:Archiplace
トイレ
5. 6. 玄関から半階上がった階段の奥には1.3帖ほどの小さなトイレがある。
写真:Archiplace


南西の角地という絶好の土地に建つAさんの家は、焦げ茶色のガリバリウム鋼板の外壁と三角にカットされた屋根が印象的な3階建てです。北側のガレージに面した玄関から入ると、内部は一転、白い壁とフローリングの茶色というツートーンの世界が待っています。

玄関の隣はウォークインクローゼット付きの6.2帖の寝室。正面に伸びる階段の先にはトイレがあり、その下は天井の低い3帖程の納戸として活用されています。

◆建築データと建築家プロフィール