開放的な子供室と月を眺めるバルコニー
1. バルコニーの入口から子供室を見る。写真:Archiplace |
2. 3. 子供室は北側からの高度斜線により天井が傾いている。 写真:Archiplace |
4. 子供室からバルコニーを見る。手前のフェンスは落下防止を兼ねた手摺。 写真:Archiplace |
5. バルコニーから三角に切り取られた空を望む。天井に取付けられた輪に物干のポールを通す。写真:Archiplace |
3階の子供室は12帖のワンルーム。引き違い戸の上はガラスの欄間です。普段は間仕切りを開けたままにしているので、吹抜けと一体となった開放的な空間になっています。将来は2部屋に仕切ることを考えて、窓も照明も対になっています。
最上階は東南の角が三角形に切り取られたバルコニーです。広さは6.6帖。主に物干し場として使われることを想定して、天井には楕円の金具が取付けられています。夏の暑い日にはプールを出して子供の水浴び場になり、夜は三角形の窓を通して、居ながらにして月を眺めることもできるのです。
◆建築データと建築家プロフィール