そこで、筆者が注目しているのが「青豆ハウス」。ここは夫婦やカップル、子ども連れの家族たち8世帯が、一軒ごとに独立した空間に住まいながら、お互いに暮らしをシェアするライフスタイルを築いています。
8世帯が暮らしを“シェア”
8世帯が集まる共同住宅「青豆ハウス」。 写真は2階の共有部
今回は、そんな「青豆ハウス」にお住いの葉栗さんご夫妻(翼さん、幸恵さん)に話を聞きながら、「結婚後のシェア」の新しい可能性を紹介したいと思います。
青豆ハウスでの生活とは?
― そもそも、結婚する前はどんな暮らしをしていたんでしょうか?左から幸恵さん、翼さん。取材時も、とても暖かくもてなしてくれました
(幸恵さん)でも2DKくらいの広さの物件って、どこを見ても同じように思えて。そもそも一人暮らし向けの部屋の“閉じている”感じが嫌でシェアハウスに暮らし始めたのに、またそれに戻ってしまうような気がして、それはどうだろう…と思っていたんです。そんなとき、たまたま青豆ハウスのサイトを見つけて、すぐに入居を決めました。内覧時はまだまだ建設中だったんですけどね(笑)。そして青豆ハウスに住むことになったのをきっかけに、結婚しました
― 実際に住んでみて、日常はどんな感じでしょうか?
(幸恵さん)青豆ハウスができて、住み始めてからまだ3か月なのですが、結婚したときにはサプライズパーティーをしてもらったり、実家からもらったものをおすそ分けしてもらったり、交流はすごく盛んです。