SEO・SEMを学ぶ/SEO対策の基本

コンテンツSEOってなに?(2ページ目)

先日の記事で、GoogleのSEOに関する方針が「良質なコンテンツを高く評価する」ように変わっていった事をご紹介しました。今回は、さらに踏み込んでその中で大切になってくる「コンテンツSEO」の効果と実践についてご紹介します。

執筆者:大澤 まゆみ

どんな風にやっていけばいいの?

効果的なコンテンツSEOを行う上で大切な事をご紹介します。

1. Googleが定義する良質なコンテンツについて学ぶ

検索エンジンのルールを決めているGoogleが定める「良質なコンテンツ」の定義を学ぶことで、上位に表示できるコンテンツの方向性が見えてきます。詳しくは、Googleが発表している「良質なサイトをより高く評価するために」を見ると良いでしょう。

2. 読者が喜ぶ記事をつくる

記事を作る時には、読者がどんな情報を求めているかを考えて記事をつくっていくと良いでしょう。それを知るために重要なのが意識するキーワードです。

検索キーワードは、読者が知りたいことが反映されています。例えば、「アマニ油 効果」というキーワードの場合、「アマニ油の効果・効能が知りたい」という要望が隠れています。
このような読者に向けて、「アマニ油 効果」というキーワードを織り交ぜながら「アマニ油の効果効能」が分かるコンテンツを作っていきます。

このように、ホームページにどのような読者を集め、どんな行動をとって欲しいのかをイメージしながら、キーワードを考えていきます。キーワード選びに方法については、「SEM成功の近道となるキーワード選び」でご紹介していますので、ご参考ください。
こちらでは、検索連動型広告のキーワード選びについてご紹介していますが、基本的な考え方はSEOでも同じとなります。

キーワードが決まったら、そのキーワードから読者が知りたいであろうコンテンツ企画を考えて書いていきます。

初めは、上手に書けなくても問題ありません。まずは、3か月間毎日定期的に更新できるようにすることをおすすめします。検索エンジンは、定期的に更新しているホームページを認識すると、積極的に情報を取りにきて検索エンジンに表示されるようになってきます。

また、コンテンツを作る上で重要なのが「売り込まないこと」。売り込みを中心に作られたコンテンツは、読者にとって商売向けに作られたコンテンツとして有益と感じられないことが多く、その場合、シェアやリンクがされず、検索エンジンから見ても評価が低いコンテンツと見られてしまいます。大切なのは、読者の要望に応える内容にすることです。

3. 検索エンジンに表示されるような設定をする

コンテンツを作っても、検索エンジンに対して何のアクションもしないと、表示されません。「検索エンジンに表示されるためにやっておきたいこと」でやっておきたい5つのアクションをご紹介していますので、ご参考ください。
 

まとめ

今回はコンテンツSEOについてご紹介しました。今までのSEOでは、キーワードの埋め込みや被リンクが焦点となっており、ユーザー視点がかけていました。
しかし、これからの検索エンジン対策はユーザーにいかに喜んで頂けるかが重要となります。システマチックなギミックではなく、コンテンツを作る時には読者が何を求めているかを重視して進めていくことが成功のカギとなります。

<関連記事>
・「検索エンジンに表示されるためにやっておきたいこと
・「お金ではなく知恵を使うインバウンドマーケティング
・「SEM成功の近道となるキーワード選び
 


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