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ドライブ動画を残せるドライブカメラ付きカーナビ(3ページ目)

パナソニックのポータブルナビ「ゴリラ」の2014年モデルが登場。最上位モデルのCN-GP747VDはドライブカメラを標準装備したほか、3衛星に対応して測位性能の向上を図るなど、大きく進化した。

石田 功

執筆者:石田 功

カーナビ・カーオーディオガイド

ゴリラジャイロで測位精度を向上

では、ふたつ目の測位性能。ポータブルナビやスマホナビの場合、車速信号を測位に利用したりしないので、2DIN AVナビよりはどうしても測位性能が劣る。とくに長いトンネルや高速道路の高架下など、GPSの電波が届かない場所では不安定になりがちだ。
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ゴリラジャイロのおかげで衛星を受信できないトンネルでもある程度正確に測位

CN-GP747VDの場合は、ゴリラジャイロを内蔵し、GPSの電波がキャッチできない場所でも、クルマの進行方向や道路の傾斜、加速&減速など、クルマ自体の動きをある程度把握できる。そのため、GPSの電波が届かないトンネル内などでも、クルマの位置を予測できる。

GPSのほか、みちびき&グロナスも受信可能な3衛星対応

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みちびきとグロナスの受信に対応

またGPSだけではなく、国産の準天頂衛星「みちびき」やロシアの衛星測位システム「グロナス」の受信にも対応。一般的なGPSナビは約30機の衛星を活用して位置を割り出しているが、CN-GP747VDは24機のグロナスと1機のみちびきを加えた計56機の衛星を活用して位置を割り出す。

衛星を利用した自車位置測位システムは、受信できる衛星の数が多いほど測位できる確率が高まる。とくに常に高高度にあるみちびきは、高いビルが立ち並ぶ都市部でも受信できる可能性が高く、GPSだけで測位を行っているカーナビやスマホに比べて、高い測位性能を発揮する。

さらに年内にはOBD2アダプターをオプションで発売する予定だ。これは車載コンピュータの自己故障診断システムに接続するアダプターで、車速信号を取り出すことができる。したがって、このオプションを追加することで、長いトンネル等でも正確な測位が可能。2DIN AVナビなどに近い測位精度を得ることができる。
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