あの雄叫びが甦る!ハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』
米国人科学者の夫婦が日本の原子力発電所で起こった謎の振動による放射能事故に巻き込まれてしまう。15年後、夫妻の息子は米海軍に。妻と子供と平和に暮らしていますが、東京にいる父はいまでも妻を失った事故の謎に取りつかれ、立ち入り禁止区域に潜入して捕えられてしまいます。息子は父の為に東京へ。そして再会を果たした途端、彼らはとある研究室に連れて行かれ、そこで巨大な物体を目撃するのです。そこで地震が起こり、巨大な生き物が……。
後姿に一匹怪獣の哀愁が……
デビュー作の『モンスターズ/地球外生命体 』で低予算ながら高い評価を得たギャレス・エドワーズ監督は、ゴジラ愛が深く、その愛情が映画に現れています。だからゴジラがちゃんとかっこいい!一匹狼みたいな存在としてゴジラの魅力を伝えることに成功しています。
2014年度のコミックコンベンションでは『GODZILLA ゴジラ』の続編が発表され、今度はモスラやラドンやキングギドラも登場という噂です。ゴジラの映画が世界中でヒットして、続編もあるのは楽しみ! だけど、日本のゴジラと怪獣軍団がハリウッドに奪われてしまうみたいで一抹の寂しさも。日本で映画化が難しいなら、せめて日本の監督がハリウッド資本でゴジラを映画化してくれたら、もっとうれしいのですけどね。
『GODZILLA ゴジラ』(公開中)
監督:ギャレス・エドワーズ 出演:アーロン・テイラー=ジョンソン、渡辺謙、エリザベス・オルセン、ジュリエット・ビノシュ、サリー・ホーキンス
(C) 2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. & LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS LLC
>次は怪獣好きなギレルモ・デル・トロ監督作と韓国の怪獣?モンスター映画をご紹介!