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タイルを使って個性的なインテリアを実現しよう

今、注目のインテリアアイテムはタイル。長い間主流だったシンプルなインテリアから、個性的なインテリアを実現する人が増えています。タイルを使うのもその手法の一つ。美しいタイル使いのインテリアをご覧ください。

執筆者:鈴木 理恵子

長い間、日本の住まいの多くはシンプルなインテリアが主流でしたが、最近は個性的なデザインを楽しむ人が増えてきました。壁に色や柄のある壁紙を張る、シールでデコレーションするなど、壁面を個性的に飾るのがその顕著な例です。インテリアの装飾性を高めるアイテムとしてタイルを使うのもお薦めです。床や壁にタイルを使った魅力的なインテリアをご紹介します。

タイル復活!

タイルを使ったインテリア

たとえば寝室。ヘッドボード上にタイルを。凹凸感のあるタイル使いで、壁に表情をつけ、上質でグレード感のある空間に。(旭化成ホームズ駒沢展示場)

耐水性のあるタイルはキッチンやお風呂など水廻りで多く使われていましたが、目地の汚れ易さや施工手間がかかるなどの理由で一時はあまり見かけなくなりました。しかし色やデザインが豊富で、様々な張り方や組み合わせができ、その装飾性の高さから、今では水廻りだけでなく、リビングや寝室などにも、アート感覚でタイルを使うことが増えてきました。

広い、狭い、曲面もOKなモザイクタイル

タイルを使ったインテリア

ガラス素材のモザイクタイル。しわやくぼみを残し、レトロな風合いを表現しつつ、複雑でシックな色合いが現代的なインテリアによく合う。(写真:(株)美都住販 相模原・古淵ハウジングステージモデルハウス)

こちらは、名古屋モザイク株式会社のニューヨーカーガラスと呼ばれるモザイクタイル。 15ミリ角の小さなタイルです。タイルというと焼き物という印象ですが、ガラス素材のものも増えてきました。ガラス特有の透明感やきらめきが焼のものとは違った味わいがあり、華やかな印象になります。

モザイクタイルとは50mm以下の小さなタイルを呼び、写真のような大きな壁面だけでなく、狭いスペースでもタイルをカットすることなく貼れるのもメリット。カーブなどの局面の壁でも貼ることができます。
一つ一つがバラではなくシート状になっており、接着剤で固定した後、目地材を埋め込みます。小さな場所でしたら、DIYで張ってみるのもいいでしょう。

四角以外のタイルでインパクトを

タイルを使ったインテリア

ランタン型のエキゾチックな印象のタイル。色が豊富で組み合わせ自由に。

タイルというと、正方形や長方形がメインです。しかし、この頃は様々な形のタイルも人気があります。右は名古屋モザイクで一番の人気があるというコラベルというモザイクタイル。エキゾチックなランタン型のタイルです。

 
タイルを使ったインテリア

カフェやレストランでの採用率も高いコラベル。こちらは床に。(三井ホーム(株)千里第3モデルハウス)

四角いタイルよりも動きがありアート色が強くなります。カラフルな市松模様がカーペットのようですね。シックな色合いを選び、家具やファブリックの色と上手にコーディネートされています。このコラベルも色が豊富に揃っていて、自分で組み合わせを考えながら並べることも可能です。名古屋モザイクのHPには、組み合わせを考えるシミュレータープログラムがあり、「自分だけの」インテリアを実現できますよ。

次ページでも素敵なタイルを使ったインテリアを紹介しますね。
本物よりも本物らしいタイル
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