沖縄・札幌ともに2011年以降価格は上昇傾向

リゾート物件の推移を紹介するにあたって、どうしても欠かせないのがリーマンショックと3.11の東日本大震災の影響です。経済界においては景気低迷のきっかけになっているのですが、大震災の影響はリゾートに関してはそれに反する流れがあります。そこでここ10年の供給状況を不動産経済研究所のデータで見てみましょう。

過去10年間の新築マンション供給推移(不動産経済研究所調べ)

過去10年間の新築マンション供給推移(不動産経済研究所調べ)


2008年のリーマンショックで沖縄の供給は2007年の1202戸から664戸に約50%に減少、札幌は3622戸から2209戸に約60%に減少しました。2009年以降札幌はほぼ横ばいとなっていますが、沖縄は2013年に1142戸の供給があり、2012年から1.5倍に増加しました。

沖縄・札幌の新築マンションの平均価格の推移(不動産経済研究所調べ)

沖縄・札幌の新築マンションの平均価格の推移(不動産経済研究所調べ)


一方、平均価格を見ますと東日本大震災のあった2011年が沖縄、札幌ともにがくんと値下がりしましたが、その後回復して上昇傾向にあります。札幌は2013年の平均価格が3292万円で2011年比1.16倍。沖縄は同3168万円で同年比1.17倍。どちらも2割近く上がっています。価格が上昇するということは、ニーズが高くなっているわけで、2013年以降の現状を大和ハウス工業マンション事業推進部企画室の堀達雄さんに取材しました。