ランジェリー・下着/海外ブランドのランジェリー

下着の歴史とフレンチ・ランジェリーの魅力(4ページ目)

フランスのランジェリーというと、セクシーお洒落なランジェリーですが、下着の歴史という意味でもフランスから発展して行きました。先月原宿で行われたフレンチ・ランジェリー展から、ランジェリーの歴史とお洒落なフランスのランジェリーを紹介します。

土井 千鶴

執筆者:土井 千鶴

ランジェリーガイド


オーダーメイドのブラジャーとガードル

フレンチ・ランジェリー展

MAISON LEJABYが所蔵する1930年頃のオープンカップのバストサポーターと1939年頃のワイヤレスブラ CHANTELLE所蔵の1940年ころのハイウエストガードルと1930年代の妊婦ベルト

第一次世界大戦後コルセットは姿を消します。その代わりにオーダーメイドのブラジャーとガードルが登場します。1920年代にはオーダーメイドのガードルが“ギャルソン・ルック”の女性たちのボディをを平らにおさえます。

1930年代には逆にガードルが「ファーム・フルール」、つまり花のようなフェミニンな女性の体を形作ります。このようなフランスのコルセット職人の技は時代の需要に応じて代々継承されていきました。

次のページでは、ニュールックで進化した下着です。

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