夏前に高まる豊胸手術ニーズ
美容整形をするときに気になることのひとつは「人に分かるか?分からないか?」という問題。
数ある美容整形手術の中でも、今回は豊胸術に焦点を当てて解説していきます。夏は薄着になりますし、人によっては水着になる機会もあるので、人にばれないようにに豊胸手術をしたいという依頼はとても多いです。
こんな豊胸手術は、ばれやすいので注意!
周囲に豊胸手術がばれてしまうのには、いくつかの理由があります。特に気をつけたい4つのポイントはコチラ。1・術後の腫れや内出血が目立つ
2・変化が大きく、今までと見た目が大きく異なる
3・傷跡がある
4・触感が不自然である
この4点に注意すれば、まず周囲にばれることはないでしょう。豊胸手術のには「ヒアルロン酸豊胸、シリコンバック豊胸、脂肪豊胸」の3種類があることは豊胸手術の種類と選び方の記事で解説しました。
今回は見破れない豊胸術の例として、傷跡ができないプチ整形の代表である「ヒアルロン酸豊胸」について解説します。
ばれないように豊胸するコツ1・腫れや内出血を少なく
「ヒアルロン酸豊胸」は注射で注入できるため、傷は片側1カ所の針穴だけです。内出血が出ることもまれですし、洋服を着ていれば内出血や腫れはわかりません。ただし、水着になる日程が決まっているのならば、少なくとも2週間前には手術を終えておくとよいでしょう。大きさにもよりますが、手術直後は胸が張り、筋肉痛のような痛みもみられるためです。
実際には多くの方は週末を使って手術をし、週明けには普通の生活に戻っています。同居の旦那様にも内緒であるという方もいます。
ばれない様に豊胸するコツ2・サイズアップは1カップ程度
豊胸術の場合周囲に気づかれる原因の大部分は何と言っても見た目が変わることと、触感です。逆にここを小さくすれば、人知れず豊胸することができます。同居の旦那様にさえ気づかれない、という方もいます。女性の場合、胸の触感、大きさは月経に左右されます。月経前後で1カップほどサイズが変わるのは珍しいことではありません。そして、ホルモンの関係で乳腺組織が腫脹し、張りが出ます。
このような性質があるので、1回の変化を1カップ程度の変化にしておけばバレる確率はとても小さくなります。これはヒアルロン酸の量に換算すると片側80cc~100cctなります。ばれないためには、多くても100ccまでに抑えましょう。ただし注入量の調節は、元々の胸の大きさにより左右します。元々がAカップの方は、胸のほとんどがヒアルロン酸ということになってしまいかねないので、注入量は100ccよりも少ない方がよいでしょう。
最終的に豊胸手術はばれるものなのか?
「腫れが引いた後、豊胸手術したかどうかはわかるものなのか?」というのも、こ非常に多い質問です。なじんだ後のヒアルロン酸や脂肪による豊胸は、私たち美容外科医でも判別することは難しいものです。
周りににばれてしまう豊胸は、「シリコンインプラント豊胸」がほとんどです。
人は加齢に伴い皮膚が薄くなるので、シリコンインプラントの形が浮いてしまうことが原因の一つ。また胸郭とのバランスで、サイズが大きすぎるインプラントもとても不自然に見えます。
「整形しても、他人にばれたくない」と考えるのは自然なことです。豊胸手術を検討される時は、これらの注意点をを参考にして頂ければと思います。