スマートフォン/スマートフォンの周辺機器

LG G Watchの核心、Android Wearに迫る(3ページ目)

Android Wearを搭載したLG G Watchは、Androidを搭載したスマホやタブレットと連携して動作する腕時計型のウェアラブルデバイスです。粗っぽく言えば、Androidの通知を腕時計に表示するものです。これがどういった物で、何が出来るのか、またタブレットやスマホと組合せることで、どのような使い勝手になるのか、二回に分けて迫ります。

傍島 康雄

執筆者:傍島 康雄

タブレットPCガイド

現在の価値と将来の価値

Android Wearを搭載するG Watchは、登場したばかりで、これから発展していくデバイスです。ここからは、現在と将来に分けて価値を考えてみます。

Android Wearで出来ることは、ケータイやタブレットでもできます。この部分だけを見れば、驚きがなく落胆したと評価する方もいるはずです。また、同じことができるならば、新たなデバイスを持つ必要がないのでは?と考える方もいるかもしれません。確かに的を射ていますが、情報確認のために一日に125回もケータイを操作しており、トータルで一時間ほど割いていることを思い出してください。
実際G Watchを使いはじめてみると、ケータイを手にしている時間が減ったことを実感できます。これに取られていた時間を、他のところで使えるだけでも十分でしょう。これがAndroid Wearの現在の価値と言えます。
インストールしたアプリを起動するランチャーアプリもある

インストールしたアプリを起動するランチャーアプリもある

Android Wearは通知だけではなく、ユーザーが開発したアプリを動かすことができます。まだアプリが出揃っておらず現状は素材のようなものですが、今後大きな可能性が残されています。この部分が、将来の価値と言えます。数年後、各社で端末が発売され、アプリがある程度揃ったAndroid Wearがどう進化しているのか楽しみです。
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※機種やOSのバージョンによって画面表示、操作方法が異なる可能性があります。

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