東北夏祭り・続き
■山形花笠まつり(やまがたはながさまつり, 山形県山形市)5日~7日(毎年同日開催) 18時~21時頃
山形市内の目抜き通りである、十日町~文翔館前の約1.2kmの直線コースを会場に「ヤッショ、マカショ」の掛け声と勇壮な花笠太鼓をバックに花笠音頭が奏でられ、花笠を手に、各団体ごとにオリジナルの衣装を身につけ、花笠踊りが繰り広げられます。
一般の観光客でも、パレード最後尾の飛び入りコーナーと、市役所前での輪踊り(18時~30分程度)にて飛び入り参加ができます。花笠を買って参加してみれば、もっと気分が盛り上がることうけあい。
<DATA>
アクセス:JR奥羽本線・山形新幹線 山形駅下車
公式サイト:http://www.hanagasa.jp/
電話:023-642-8753 (山形県花笠協議会)
写真提供:山形県花笠協議会
■仙台七夕まつり(せんだいたなばたまつり, 宮城県仙台市)
6日~8日(毎年同日開催) 飾り付け鑑賞は10時~21時頃
駅前のアーケード街をはじめ、市内各所に、商店主らが極秘に制作した笹飾りが建ち並びます。
写真などでよく見る「吹流し」とよばれる飾りのほかにも、学問や書道の上達を祈願する「短冊」、裁縫の上達を祈願する「紙衣」、家内安全・健康長寿を祈願する「折鶴」、商売繁盛祈願の「巾着」、豊漁・豊作祈願の「投網」、清潔と倹約の心を育てる「くずかご」といった飾り付けの種類があります。これらを総称して「七つ飾り」といいます。
七夕飾りを見るだけであれば、山形まで電車で約1時間半なので、花笠まつりを見に行く日の昼間に見て回ることもできます。
おまつり広場(勾当台公園市民広場)では、ステージイベントや屋台のほか、飾り付けを自分でつくれる体験コーナーがあります。お時間が許す限り、願いをこめながら飾り付けをつくってみてはいかがでしょうか。
なお、5日19時には、前夜祭として仙台西公園にて花火大会があります。
<DATA>
アクセス:JR東北本線・東北新幹線 仙台駅下車
公式サイト:http://www.sendaitanabata.com/
電話:022-265-8185 (仙台七夕まつり協賛会・仙台商工会議所内)
写真提供:仙台七夕まつり協賛会
次のページでは徹夜おどり(群上おどり)について解説します。