初期治療が肝心な糖尿病関連のサービスも
現在は利用者数が少ないけれども、是非利用してもらいたいのが糖尿病のサービスだと砂原社長は言います。「糖尿病は予備軍も含めて全国に2310万人くらいいると言われています。糖尿病は合併症が怖ろしいのですが、初期段階では自覚症状のないことが多く、治療を先延ばしにしてしまいがちです。合併症の予防や進行を阻止するためにも、早期に発見して早期に治療することは大事です。このサービスでは糖尿病に関してアドバイスをしたり、優秀糖尿病臨床医の紹介をしたりしているので、最適な治療を効率よく受けることも可能です」
※現在ティーペックのサービスを付帯している保険会社は16社になりますが、糖尿病のサービスは現在一部の保険会社に限られます。
コールセンターは24時間・年中無休体制
コールセンターの様子(白衣姿の相談員)
「コールセンターは国内に4カ所あり、健康相談では体の気になる症状についての相談や治療に関する相談に限らず、育児や介護、メンタルヘルス等についても24時間体制で対応しています。セカンドオピニオンサービスでは、実際に医療機関へつなぐまで同じ担当者が10回くらいやり取りをしています」
コールセンターの各ブースにはモニターが2台あり、1台で相談者の相談内容を、もう1台で医療機関検索等をできるようになっています。電話による相談ではありますが、全員が白衣を着て対応していました。強制しているわけではありませんが、医療関係者にとって白衣は気合いの入り方が違うようです。
「相談員の教育は徹底して行っています。創業から今まで約1500万件もの健康相談を受けてきました。最近は年間100万件ほどの相談を受けていますが、そのつど自己評価をしています。まれにクレームになるようなこともありますが、低評価の場合は原因を分析し、改善していくようにしています」
加入中の保険に付帯サービスがないかチェック!
健康相談やセカンドオピニオン等のサービスが付いている保険の種類は、保険会社によって異なります。加入する保険を選ぶ際は、付帯サービスの内容まで確認した上で、最適な保険を選ぶようにしたいものです。そして、加入してからはぜひ積極的に活用してください。現在加入している保険に付帯サービスがあるかどうか定かでない人は、至急確認しましょう。余談ですが、ガイドの松浦も健康相談の電話は時々利用しています。わからないことはすぐに聞くようにしているので、いい加減に答えて妻に怒られることもなく、とても助かっています。
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