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【オーストリア応用美術館)】開設150年を観る

【石川 尚の気になるデザイン】シリーズ。今年開設150年のオーストリア応用美術館。通称MAK。世紀末芸術を経てモダンデザインの宝庫とされるウィーンのデザインシーンを紹介する展覧会に行ってきました。椅子デザインも沢山、さてその内容とは?

石川 尚

執筆者:石川 尚

ファニチャーガイド

 ウィーンの街で開設150周年、記念の特別展始まる。

ウィーン歴史地区のど真ん中にあるオーストリア応用美術館。通称「MAK」。
ボクがウィーンに行く目的のひとつにこのMAKがある。
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MAKは、中世から現代に至るデザインミュージアム。
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建築、家具、ガラス製品、陶磁器、銀細工、テキスタイルなど、様々なジャンルのデザイン作品が展示されている。

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特に世紀末芸術のメッカと言われるウィーン工房の工芸品、トーネットの曲げ木家具・椅子、ユーゲントシュティール様式の名作。
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また、ストックレー邸(ブリュッセル)壁面装飾画のためグスタフ・クリムトが金箔を用いて描いた下絵、グラスゴーの家具・建築デザインで一世風靡したチャールズ・レニー・マッキントッシュの壁画・家具など、貴重な展示品がいつでも観賞できるミュージアムなのだ。

さて、MAKでは開設150周年を記念して、3つの特別展が開催されている。
ちょうど開設150周年を祝して記念レセプションの紹介があったので早速MAKへ向かった。
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大きな吹き抜けのMAKメインロビーでは各界の方々が集合し、150周年記念の祝福のスピーチやコメントで盛況だった。

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次のページではMAKのコレクションを紹介します。


 

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