キッチン家電/時短調理家電

10分で手作り麺ができる「ヌードルメーカー」

家庭で手軽に麺ができる新・家電として、発表直後から大きな注目を集めている、フィリップスのヌードルメーカー。果たしてその実力はいかに!? ガイドの使用レポートです。

執筆者:戸井田 園子

第3の主食を作るヌードルメーカー

フィリップスundefinedヌードルメーカー【HR-2365】

フィリップス ヌードルメーカー【HR-2365】


家庭で手軽に麺ができると注目を集めている、フィリップスのヌードルメーカー。何時間もかかるのが当たり前の手打ち麺ですが、このマシンなら、粉を入れれば自動で麺ができあがるだけでなく、製麺されるまでの時間がなんと10分というからオドロキです。生麺ブームという背景もあり、今後、麺は自宅で作るスタイルが定着するのでしょうか?


麺好きな日本人には、ヌードルマシンが必要

フィリツプスundefinedヌードルメーカー【HR-2365】

麺を食べる回数について ※フィリップス発表会資料より

フィリップスが本格的な生麺を作るマシンを開発したのは、「麺」が、ご飯・パンに続く第三の主食とも言える存在だからとのこと。フィリップスの調査によると、4人に1人が週に5回以上麺を食べていて、週に1回以上麺を食べていると人はなんと90%にもなるという結果がでるほど、日本人の麺摂取回数はかなり高いそうです。また、食べている麺の種類も、ラーメンを筆頭に、うどん・パスタ・焼きそば・そば・そうめん……と実に多岐にわたっていました。

そもそも、日本は家庭で主食を作る文化がある国です。例えば、ご飯は自宅で炊くのが一般的で、炊飯器が広く家庭に普及しています。また最近は、食パンが自動で作れるホームベーカリーも人気を集めています。それに対し「麺」は、買ってくるのが一般的。そこで、第3の主食となる「麺」を自宅で手軽に麺が作れるようにしよう!というのが、ヌードルメーカー開発の意図とのこと。なるほど……と深く納得したガイドでした。


カンタン10分で麺が完成するオドロキ!

フィリツプスundefinedヌードルメーカー【HR-2365】

手打ち麺を作ろうと思うと、道具・スペース・時間が必要に…

皆さんもご存じの通り、家庭で手打ち麺を作ろうと思うと、とてつもない労力がかかります。麺づくりは「混ぜる→こねる→寝かす→伸ばす→切る」という工程が必要になります。生地を寝かして馴染ませ、麺棒で圧力をかけながら伸ばすことでコシがある麺ができるとされているため、広いスペースが必要な上、時間がかかるのが常識でした。しかし、ヌードルメーカーはマシンひとつのスペースで、たった10分で粉から麺をつくるのです。

 

フィリツプスundefinedヌードルメーカー【HR-2365】

粉を入れてからトータル10分で麺がつくれる新しい技術を搭載したマシン ※メーカーリリース画像

その秘密は「混ぜる・こねる」の後、圧をかけながら製麺をするというという新しい技術にあります。麺を成型するタイミングに約720kgの大きな圧力を生地にかけることで、「寝かす」工程がなくてもコシがある麺ができるようになったそうです。これにより、生地を寝かせる時間が省け、トータルで10分での製麺が実現できたのです。実際に麺を作る工程を見ていると、粉を入れてから5分後には、麺がニョロニョロと押し出されて麺ができあがりました!これはオドロキです。

次ページでは、実際に工程の順を追ってご紹介します>>

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