「茶臼岳」
那須高原今牧場チーズ工房 (栃木県)良質な山羊のミルクでつくられる茶臼岳。形はフランスのチーズ、ヴァランセにそっくりで、JAL国際線ファーストクラスのメニューにも採用されたチーズです。味は臭みがなくてとても食べやすく、口の中でミルクの優しさが広がります。5月~11月までの季節限定チーズです。
「シェーブル・白カビ」
ギャルソンチーズ工房 (群馬県)山羊のミルクで作られるチーズです。作り手は、彫刻家の熊井淳一さんです。彫刻家が作る山羊のチーズ?どんなチーズ?とそれだけで興味深いはず。味は、シェーブルのパワフルさを残しつつ、まろやかで、凝縮感があります。
「シェーブル・灰まぶし」
ギャルソンチーズ工房 (群馬県)同じく、彫刻家・熊井さんの山羊のミルクで作られるチーズです。木炭粉をまぶしてあるので真っ黒な外観、とてもインパクトがあります。お味の方はフレッシュな酸味が特徴的です。
「イルリコッターロのリコッタ」
イルリコッターロ (岡山県)今回いただいたのは、山羊80%、羊20%のリコッタ。羊のミルクの方が少なめですが、羊のミルクの甘さがしっかり感じられます。そして山羊のミルクのおかげなのか、濃厚すぎることはなく、とてもフレッシュでさわやかな味わいです。
「イルリコッターロのカチョッタ」
イルリコッターロ (岡山県)山羊80%、羊20%の混合乳のセミハードです。一番に山羊の香りが感じられ、だんだんと羊のミルクの甘みと丸みが余韻として残ります。じっくりと味わいたいチーズです。
国産チーズは、ここ数年で目覚ましく発展してきています。情熱のある作り手さん達が外国で修行し、日本でその技術を生かして思い思いのチーズづくりをしています。かつての日本では、プロセスチーズが一般的でしたが、ナチュラルチーズのヴァリエーションが増え、工房がどんどん誕生し、現在ではそのレベルは欧州に負けないほど。今後の発展が大きく期待されます。もっともっと日本のチーズを知って、味わってみてほしいものです。
<工房データ>
■那須高原今牧場チーズ工房
住所:栃木県那須郡那須町大字高久甲5898
TEL:0287-74-2580
ホームページ:http://www.cheesekobo.com
■ギャルソンチーズ工房
住所:群馬県勢多郡富士見村石井1833-33
TEL:027-288-5590
■イルリコッターロ
住所:岡山県真庭市蒜山中福田960-31
TEL:0867-44-1255
ホームページ:http://ricottaro.exblog.jp