都立日比谷高校・西高校に合格するためのキモ

技能4教科の内申点は1.3倍されて算出されるので、主要5教科の内申よりも1ポイントの重みが違うのです。

技能4教科の内申点は1.3倍されて算出されるので、主要5教科の内申よりも1ポイントの重みが違うのです。

都立高校人気の中でも双璧である日比谷高校と西高校。

中学の教科書レベルの勉強はもちろん、難関私立高校受験に向けた勉強だけでは合格にはまず届きません。それでは両校に合格した生徒はどんな勉強をしてきたのでしょうか

都立高校トップ校である、日比谷高校・西高校合格のキモをお伝えします。

1.「独自入試問題」の記述問題に強くなるべし

難関都立高校に合格するにはいわゆる「独自入試問題」を解けるようになる必要があります。この「独自入試問題」は私立高校の入試問題や都立高校の共通問題を解くための勉強ではとても太刀打ちできません。

「独自入試問題」最大の特徴は記述問題の多さです。

国語・数学・英語どの科目も記述問題のオンパレードです。「記述問題は得意!」という受験生は日比谷高校や西高校を志望する生徒でもほとんどいませんが、少なくとも「記述問題は苦手ではない」というくらいまでにはなっておかないと、合格最低点に届きません。

2. 内申点、特に技能4教科はオール5を取るべし

筆記試験の得点は7割の比重で合否判断基準に関わるのでもちろん重要ですが、残り3割の合否基準である内申点も決して軽視できません。

日比谷高校や西高校を受験するレベルになると、内申点がオール5に近い受験生が大半です。したがってもちろん理想は内申点オール5です。ただ、定期試験で学年トップの点数を取ってもその科目の内申点で「5」をくれない、という学校も珍しくありません。

それではどうすればよいかと言うと、とにかくなにがなんでも技能4教科(美術・体育・技術家庭・音楽)はオール5を積極的に勝ち取りにいくことです。技能4教科の内申点は2倍されて算出されるので、主要5教科の内申よりも1ポイントの重みが違うのです。

合否判断基準にされるのは中3の2学期の内申点です。1学期末の試験問題を入念に見直し、どんな内容がどんなふうに出題されるのかを徹底的に分析してください。

そのうえで授業中に黒板に書かれていない内容を先生が説明したら、それも漏らさずノートの端にメモしておいて復習しましょう。先生が発問したら自信がなくても挙手してとにかく発表するよう努めてください。

また、授業が終わったら何かしらの質問をすることで、通知表の「意欲・関心」の評価が上がり、内申点「5」に近づきます。

内申点が筆記試験の点数だけで付けられるわけではないことは知っていますよね。恥ずかしさは捨てて、意欲と関心があることを全力でアピールしましょう。

提出物の課題
が出されればそれはチャンス到来です。時間をかけてとことん完成度にこだわって渾身の成果物を提出して内申点を勝ち取ってください。

3. 理科・社会は85点以上取るべし

「独自入試問題」採用校でも理科と社会は教科書レベルの「共通問題」です。したがって、理科・社会で点数を稼ぐというのが都立難関高校合格の必勝パターンです。

日比谷高校や西高校を志望する受験生にとっては難しい問題はではありませんが、出題範囲が広いので、高得点を取れるようになるには時間がかかります。広く浅く、穴がないようにくりかえし勉強して高得点を取りましょう。

留意点としては、記述問題を得点できるように練習しておくこと。

1問5点で合計10点分の記述でしっかり点を取ってください。国語の記述と違って社会の記述は難しくありません。写真やグラフ、年表などをじっくり読めば、たとえその出題に関する知識がなくても答えを導き出せます。図表から読み取れることを文字化する訓練を積めば、わりとすぐに点を取れるようになります。

さて、いかがでしたでしょうか。

日比谷高校や西高校は都立高校の双璧ですが、私立中の御三家のようなごく一部の限られた人だけが入れる超難関校というわけではありません。技能教科の内申点を取ること、記述問題に強くなること、理科・社会の対策をしっかり積むこと、この3つを意識して今から頑張れば、決して夢ではありません。ぜひ合格を勝ち取ってください。

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