子供とお料理を始める8つのファーストステップ
作るだけがお料理ではありませんよ
1.洗ったレタスを水切ボールに入れてレバーを押す
ぐるぐる回る中のザルの動きと音に子供は反応して大喜びです。おススメは ユニバーサルデザインで、力の弱い子供や老人にも使いやすいOXOのサラダスピナー。
2. 水を切ったレタス類をちぎってサラダボールに盛る
器と水切ボールをレタスが行ったり来たり。生ぬるいサラダになったこともあります。
3.テーブルセッティングを一緒に
取り皿やお箸、カトラリーを並べる。自然とテーブルのマナーもここで伝えていけますよ。
4.プチトマトのヘタを取る
小さな子供の指先が大活躍!
5.フードプロセッサーやミキサーのボタンを押してもらう
大人からすると、何が楽しいの?と思うのですが、「ココ押して」と押してもらい、形が変わっていくのが見れると、テンションアップします。
6. ビニール袋に入れたきゅうりや長イモを叩く
大人がそれをサラダや和え物に仕上げます。
7. ビニール袋にお肉と粉を入れて手でフリフリしてもらう
大人が唐揚げに仕上げます。
8. 白玉団子を丸める
多少形が悪くてもOK。
などなど、どれも簡単で、お料理と言えないレベルのものばかりですが、まずはここからスタートです。そして、これらなら、あまりキッチンを汚す心配も無いので
大人も気構えずに安心して始めることができますよね。
大人側の3つの心得
この先のステップは個人差も出てくるとは思うのですが、どんな作業をするにしてもポイントがあるので、簡単にまとめてみました1. 完成度を求めない
ついつい大人レベルで完成度までを求めてしまいがちですが、最初はあくまでもプロセスを楽しむものとして、完成度はおまけ程度に考えておきましょう。その方が大人も子供もストレスなく楽しめますよ。
2.汚すものとして、あきらめる
「子供に手つだってもらうと、キッチンが汚れるから」との声もよく聞きます。そうなんです。子供と一緒にお料理すると、時間もかかり汚れるものなんです。そこは覚悟をしてトライしてみてください。ただし、気持ちに余裕が無いときはついつい、イライラガミガミになるので、そんなときは無理せず「今日は時間がないからママがやるね」で良いと思います。
3.子供は飽きっぽいので、テンポ良く!
飽きっぽいのもある程度は仕方がないものです。段取りよく次のステップに導いてみたり、途中で中断して大人だけになっても「そんなもの」と諦める。で、次のステップに進んだら「はい次やるよ」と声をかける。
こうしてリストアップすると、大人側が随分と譲歩してある程度は諦める覚悟がいるな、とハードル高く感じるかもしれませんが、最初にこれらが頭に入っているだけで、逆にとても気楽になり気軽に始められますよ。
そして、子供達にはただ1つ。「食べ物はおもちゃではないので、食べ物で遊ばない」、これだけをルールとして最初に伝えておくのを忘れずに。
作ることが身近になると、食べることにも興味を持つものです。キライな素材も自分で作ると食べられたり、素材の旬や栄養のことなども自然と子供達に伝わっていきますよ。キッチンでママから子供に伝えることができる、これが本当の食育なのかもしれませんね。