衝突被害軽減ブレーキの違いとは?

ボルボ

ボルボでは、「シティ・セーフティ」のほか、ミリ波レーダー、カメラ、赤外線レーザーを使う「ヒューマン・セーフティ」を各車に用意している

いまや軽自動車から大型トラックにまで装備あるいは、設定されつつある「衝突被害軽減ブレーキ」。国土交通省では、大型トラックに衝突被害軽減ブレーキを装備し、衝突速度を20km/h以下に下げると、追突された側の乗員の死亡件数を約9割も減らせると推計している。

大型トラックなどにも採用が進めば、たとえば居眠りや飲酒運転により追突された側に死傷者が出るという悲惨な事故も少しは減るかもしれない。

さて、まずは大半の人とっては愛車に「衝突被害軽減ブレーキ」を付けるか、付けないかで悩むはずだが、ひと口に「衝突被害軽減ブレーキ」といっても、いろいろな方式がある。各社、多様なタイプを採用しているが、キリがないので絞ってお届けしたい。

日本で初めて、「自動ブレーキ」の「シティ・セーフティ」採用したのはボルボで、国土交通省に何度も通い説得したという話を関係者から聞いた時は、ボルボの安全にかける執念に驚かされるとともに、日本の自動車メーカーは何をやっているんだろう、という疑問も浮かんだ。

各社技術や方式が異なり、「ぶつからない?」などのキーワードなどで一人歩きしているなどの問題点があっても、結果的にいまではこれだけ普及しつつあるのは、ボルボの功績は小さくない。

次ページは、ボルボのシステムについて