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衝突回避・被害軽減ブレーキの違いとは?(2ページ目)

高級車だけでなく、軽自動車にも設定が相次ぐ衝突回避・被害軽減ブレーキ。どれも同じような性能を有するのではなく、カメラ、レーザー、レーダーなどの方式によりかなり異なるし、併用する例もある。

塚田 勝弘

執筆者:塚田 勝弘

車ガイド

世界全車標準を目指すボルボ

ボルボ

フロントウインドウのカメラとレーザーに加えて、フロントグリルにミリ波レーダーを配置している

そのボルボでは、世界で全車標準化を目指しており、現在はクルマなどの対象物では4~50km/hで作動し、ルームミラー前方に設置された赤外線レーザーが6m以内にいる前走車の状態を監視。ミリ波レーダーも搭載し、最新モデルでは相対速度50km/hまで追突を回避・軽減するまで引き上げられている。

ボルボでは、フロントグリルのレーダー、そしてフロントウインドウのカメラも装備しており、ミリ波レーダー、カメラ、赤外線レーザーを併用することで、歩行者だけでなく、前を走る自転車も検知してフルオートブレーキが掛かる「ヒューマン・セーフティ」を用意しているのも強みだ。人や歩行者は4~80km/hまでカバーする。

「ヒューマン・セーフティ」の精度は年々向上しており、テスト(体感用)のダミー人形と人間との区別も付くところまで到達しつつあるというからスゴイ。クルマ、歩行者や自転車に対応するのが強みだろう。

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