ケニア/サファリの基礎情報

ケニア サファリ旅行での宿泊施設について

ケニアのサファリ旅行で訪れる草原には大型ホテルはなく、ロッジやパーマネントテントに宿泊します。ロッジの敷地を一歩出れば、外はライオンも暮らすサバンナ。ここでは草原に建つロッジの充実した施設や、選び方のポイントなどを説明します。

執筆者:武田 ちょっこ

別荘宅のようなケニアの国立公園のロッジ

sopalodge

サンブル国立保護区のソパロッジ。自然と融合したデザインの小屋は、シャワー、トイレ、テラス付きのリゾートタイプです

国立公園、保護区に大型のホテルはありません。広大なサバンナには小さなロッジが建てられています。個々のロッジは、小さな小屋をまるまるひとつ貸切っている形で独占できます。設備はバスタブとテレビが無いことを除けば、湯沸しポットやダイヤル式セイフティボックスが置かれているロッジもあるなど、通常のホテルと何ら変わらず整っていて、施設に不自由することはないでしょう。

また、テント(パーマネントテント)であっても、内部はベッドやテーブル、トイレ、シャワー付きの豪華なものです。

amenity

バスルームのアメニティ。乾燥が激しい地域なので、たいていボディローションが置いてあります

アメニティは通常石鹸とシャンプー、ボディローションのみ。歯ブラシやシェーバーはないので必携です。ヘアドライアーを置いているロッジは少ないようです。シャワーのお湯が出る時間が限られているロッジもありますが、その場合でも、夕方から就寝時間ごろまでは、必ず出るようになっています。

ベッドには蚊帳がついているので、チェックインしたら早めに降ろし、隙間から蚊が入り込まないようにセットしておきましょう。

ケニアの草原に建つロッジでは、電気は自家発電

outlet

差込口は穴が3つのBFタイプが主流

国立公園のロッジでひとつ注意しなくてはならないのが、町から遠く離れた草原にあるため、電気は自家発電ということ。ロッジによって発電時間は異なるものの、おおよそ19~23時ごろまでと短いので、カメラのバッテリー充電は発電している間にお忘れなく! カメラに加えてタブレットを持って行くなど、充電するものが複数ある場合は、コンセントの変換プラグを複数持っていくか、タコ足があると便利です。ケニアの電圧は220~240V/50Hz。変換プラグはBFタイプがほとんどで、稀にB3、Cタイプのところもあります。

発電時間が終わったあとのために懐中電灯は部屋に用意してありますが、小型のものをひとつ持って行くと重宝しますよ。

>>>次ページはロッジの施設について。
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