両試合後、ニュース等で良く耳にしたのは“日本らしいサッカー”という言葉。いったい日本代表は何に苦戦し、どこを攻めようとしていたのか。それらを理解する一助となればと思い、最新ニュースやデータを使ってロジカルにサッカーを深堀りできるアプリをまとめてみた。
Android ・ iOS
■日経W杯2014(無料)
最新ニュースやコラムに加え、試合スケジュールや各チームのポジション分析などのデータも掲載されている。プロの記者数名によるトーナメント勝ちあがり予想もあり、全体的に見応えのある内容だ。
特におもしろいと思ったのは、それぞれの出場国の「移動距離ランキング」が見られる機能だ。ここでいう移動距離とは、対戦ごとに移動するスタジアム間の距離のこと。試合にどの程度影響があるのかは分からないが、選手のコンディションとして、距離が短いほうが良いことは確かだろう。
見ての通り日本代表は全32カ国中4番目に長い距離を移動しており、なんとなく今回の試合にも影響があったのでは……と思ってしまう。しかし、他国の順位を見てみると、勝ち負けが平均的に混在しており、今のところ試合結果とはあまり相関はなさそうだ。
Android版:日経W杯2014
iOS版:日経W杯2014
Android版:日経W杯2014
iOS版:日経W杯2014
■FIFA公式アプリ(無料)
コンテンツはかなり充実しており、さすが公式といったところ。各国それぞれの試合データや最新ニュースを見ることができ、また過去のW杯におけるヒストリーや監督の詳細なプロフィールも掲載されている。残念ながら日本語には非対応だが、アプリのデザイン等も洗練されているので英語が少しでも分かれば直感的に使えるはず。
ちなみに最新のFIFAランキングを男女とも確認できる。どうやら2014年6月20日時点では、女子のFIFAランクは日本が3位、コートジボワールは68位であるらしい(ギリシャは69位)。きっと今回の雪辱は、どこかでなでしこ達が晴らしてくれるはずだ。
Android版:FIFA Official App
iOS版:FIFA Official App
Android版:FIFA Official App
iOS版:FIFA Official App
■Goal.com(無料)
世界最大級のサッカー情報サイトである、Goal.comの公式アプリ。欧州サッカーの情報を中心に、あらゆるサッカーニュースが素早く手に入る。なかでも、Goal Japanの編集長であるチェーザレ・ポレンギ氏のコラムは、日本サッカーに対する海外目線での本音が分かる貴重な情報源だ。日本代表だけではなく、常に他国の情報もチェックしておきたいサッカー好きは押さえておくべき1本だろう。
Android版:Goal.com
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次ページでは、試合を見ながらリアルタイムにデータを閲覧できるアプリを紹介する。