夏ボーナスは前年比2.6%アップの55万8000円
2014年夏のボーナス。年に2回のご褒美は何に使う?
「夏のボーナス2014 夏のボーナスの推定支給額」によると、夏のボーナスの推定支給額は平均55万8000円。2013年の夏ボーナスと比べて1万4000円、2.6%のアップとなりました。
前年より1万4000円アップというのは近年では良い結果ですね。この夏のボーナスは消費税が8%にアップして初めてです。消費に対する影響はあるのでしょうか?
自由に使えるお金は10万円未満が半数以上
「夏のボーナス2014 自由に使える金額」によると、税金、ローン返済・生活費の補填、ボーナス一括払いなどを除いた、実際に自由に使える金額では、半数以上が10万円未満という結果に。支給額が50万円以上あっても、自由に使えるお金は10万円未満というのは少し寂しいですね。具体的には、5万~10万円未満が一番多く18.4%、続いて3万~5万円未満 14.8%、10~20万円未満13.0%と続きます。ただ、自由に使えないという回答も11.8%。ボーナスといえどもお財布事情は厳しい、という人も1割以上いるようです。
■自由に使える金額ランキング
【1位】5~10万円未満 18.4%
【2位】3~5万円未満 14.8%
【3位】10~20万円未満 13.0%
【4位】1~3万円未満 12.3%
【5位】20~30万円未満 7.8%
【6位】30~50万円未満 7.6%
【7位】1万円未満 7.0%
【8位】50~100万円未満 5.2%
【9位】100万円以上 2.0%
【10位】自由に使えない 11.8%
自由に使えるお金は年齢が上がると減少傾向に
自由に使える金額が増えたかどうかの感覚として、「変わらない」と答えた人が55.1%と半数以上になっています。自由に使える金額も10万円未満、前年よりあまり変わらないというのが最多層となるようです。自由に使えるお金の増減を世代別にみてみましょう。「増えている」と答えたのは20代だと11.5%ですが、30代だと2.6%、40代で3.1%となり、60歳以上では0%に。反対に「減っている」と答えたのが20代で11.5%、30代10.6%、40代16.2%、50代19.5%、60代21.4%という結果に。年齢が上がるほど自由に使えるお金は減っていきます。
では、その自由に使えるお金、どのように使うのでしょうか? 次のページでご紹介します。